2016年度工学院大学 先進工学部環境化学科

地学概論(General introduction to earth science)[5A27]

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2単位
並木 則和 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/10/27

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
地球を取り巻く宇宙の起源の話題を端緒として,太陽系や太陽活動等を学んだ上で,地球の運動や物理学的特徴を知る。その後,地球の内部構造や構成物質,鉱物・岩石の種類や特徴を学んだ上で,プレートテクトニクスとそれに付随する現象を理解する。最後に大気の運動と物質循環,地球環境問題を学ぶ。

<受講にあたっての前提条件>
「地学」を受講していることが望ましい。

<具体的な到達目標>
本講義では,われわれ人類が生存する場である「地球およびそれを取り巻く太陽系,宇宙」について理解する。具体的には,
・宇宙や太陽系の構造やそれらの運動を理解し,関連する計算問題が解ける。
・地球の様々な物理学的性質を理解し,関連する計算問題が解ける。
・地球の構造や構成物質,鉱物や岩石の特徴を理解する。
・プレートテクトニクスおよびそれに付随する諸現象の特徴を理解する。
・地球の大気の運動と物質循環について理解を深め,天気図の読み方を理解する。
・人間の経済活動による地球環境の変化への理解を深める

<授業計画及び準備学習>
<授業計画>
1.講義の概要説明とおよび宇宙の構造と起源
準備学習:受講した「地学」のノートおよび資料を再度見なおすこと。
2.太陽系の構造、太陽の姿と活動
準備学習:前週の小テストの問題を見なしておくこと。
3.地球,惑星の運動と地球の物理学的特徴
準備学習:前週の小テストの問題を見なしておくこと。
4.地球の物理学的性質(アイソスタシー,地磁気)
準備学習:前週の小テストの問題を見なしておくこと。
5.地球の内部構造と構成物質(地震波と内部構造)
準備学習:前週の小テストの問題を見なしておくこと。
6.鉱物と岩石,火成岩
準備学習:前週の小テストの問題を見なしておくこと。
7.学習成果の確認(中間演習)と講評
準備学習:1週〜6週の小テストの問題を見なしておくこと。
8.変成岩と堆積岩
準備学習:中間演習の問題を見直しておくこと。
9.プレートテクトニクス
準備学習:前週の小テストの問題を見なしておくこと。
10.地震現象と活断層,マグマ活動,火山現象
準備学習:前週の小テストの問題を見なしておくこと。
11.地球の大気の運動と物質循環
準備学習:前週の小テストの問題を見なしておくこと。
12.気象現象(天気と天気図)
準備学習:前週の小テストの問題を見なしておくこと。
13.人間活動による地球環境の変化(古気候と地球温暖化他)
準備学習:前週の小テストの問題を見なしておくこと。
14.学習内容の振り返り・総括
準備学習:6週〜13週までの問題を復習しておくこと。

<成績評価方法>
中間試験(50)および期末試験(100),小テスト(24)の配点割合で,6段階のGrade(A+, A, B, C, D, F)で評価し,D以上の者に単位を認める。

<教科書>
指定教科書無し。随時補助プリントを配布する。

<参考書>
西村裕二郎ほか「基礎地球科学」(第2版)朝倉書店(2010)

<オフィスアワー>
金曜日 17:30〜18:30 八王子校舎総合工学研究棟12-207号室
nnamiki@cc.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
理科教職課程の講義として開講するので,1年生で受講した「地学」と一部内容が重複します。


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