2016年度工学院大学 先進工学部環境化学科

哲学B(Philosophy B)[1A32]

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2単位
草野  章 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/10/27

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
哲学のトピカルな問題を取り上げ、これを叩き台にして哲学的なものの見方や考え方を受講者に理解させること。哲学各論の性格を持つ授業であるが、予備知識を必要としない。

<受講にあたっての前提条件>
特に無し。但し、鉛筆やシャープペンシル等の筆記用具の正しい持ち方ができること。

<具体的な到達目標>
哲学的問題の吟味・考察によって、形而上学的・批判的思考能力を高め、諸分野への応用力を涵養する。

<授業計画及び準備学習>
1.イントロダクション及びガイダンス
  準備学習:特に必要としない。
2.哲学的問題とはどのようなものか?
  「哲学的」と形容される諸問題について解説する。
  準備学習:前回の講義内容を復習し、自分なりにノートにまとめておく。
3.哲学と常識(1)
  哲学の目的が常識の解明にあることを解説する。
  準備学習:前回の講義内容を復習し、自分なりにノートにまとめておく。
4. 哲学と常識(2)
  哲学と常識の関連を解説する。
  準備学習:前回の講義内容を復習し、自分なりにノートにまとめておく。
5.哲学と常識(3)
  常識の根柢を考察する。
  準備学習:前回の講義内容を復習し、自分なりにノートにまとめておく。
6.哲学と常識(4)
  常識と形而上学の関連について解説する。
  準備学習:前回の講義内容を復習し、自分なりにノートにまとめておく。  
7.存在論(1)
「実在とは何か」を考察する。
  準備学習:前回の講義内容を復習し、自分なりにノートにまとめておく。
8.存在論(2)
  「実在とは何か」を廻る哲学的考察の歴史を批判的に解説する。
  準備学習:前回の講義内容を復習し、自分なりにノートにまとめておく。
9.存在論(3)
  8に続けて「実在とは何か」を廻る哲学的考察の歴史を批判的に解説する。
  準備学習:前回の講義内容を復習し、自分なりにノートにまとめておく。
10.認識論(1)
  認識論がなぜ哲学の問題となるのかを解説する。
  準備学習:前回の講義内容を復習し、自分なりにノートにまとめておく。
11.認識論(2)
  認識論の歴史を解説する。
  準備学習:前回の講義内容を復習し、自分なりにノートにまとめておく。
12.認識論(3)
  アプリオリズムとアポステリオリズムについて解説する。
  準備学習:前回の講義内容を復習し、自分なりにノートにまとめておく。
13.認識論(4)
  認識論の諸問題を総合的批判的に解説し、併せて定期試験受験上の留意点について解説する。
  準備学習:前回の講義内容を復習し、自分なりにノートにまとめておく。
14.今期の学習内容の振り返り
  今期の学習内容と定期試験を振り返る。
  準備学習:今期の学習内容と定期試験を自分なりに振り返っておく。

<成績評価方法>
受講者のきちんとした出席を不可欠の前提とした上で、定期試験の成績(90%)に、授業中の小レポート等の成績(10%)を加味して総合的に評価し、60点以上の者に単位を認定する(2015年度以降入学の学生の場合には、Grade D 以上の者に単位を認める)。成績評価方法及び水準の詳細については初回授業時に説明するので、
必ず出席すること。

<教科書>
指定教科書無し。
プリントや電子教材等を適宜配布する。
映像等の補助教材も適宜使用する。

<参考書>
指定参考書は無いが、授業の中で関連参考図書を紹介する。

<オフィスアワー>
八王子校舎総合教育棟1E−301号室 水曜日 17:30〜18:00
新宿校舎 A−2745号室 金曜日 13:00〜13:30
授業出席等で上記日時の都合がつかない場合は、日時変更の相談に応じるので、ft21971@ns.kogakuin.ac.jp宛に連絡を入れること。

<学生へのメッセージ>
日頃から読書の習慣を身につけよう。


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