2016年度工学院大学 先進工学部応用化学科
○有機化学II(Organic Chemistry II)[2G28]
2単位 山口 和男 講師 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 有機化合物の命名法と性質、有機反応の原理を理解する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 「有機化学 I」を十分に理解していること。また、「有機化学基礎」を受講していることが望ましい。
- <具体的な到達目標>
- (1)構造式を見て、基本的な性質を判断できる。
(2)極性反応の基本的な原理を理解できる。
- <授業計画及び準備学習>
- 受講する前に教科書の対応する節を読んでおくこと。
1.芳香族性 2.芳香族求電子置換反応 3.Friedel-Crafts反応 4.置換基効果 5.立体化学1:立体配座、鏡像異性体 6.立体化学2:ジアステレオマー、メソ化合物 7.ハロゲン化アルキルのSN2反応 8.ハロゲン化アルキルのSN1反応 9.ハロゲン化アルキルのE1,E2反応 10.アルコールとフェノールの反応 11.アルコール類とエーテル 12.アミン 13.学習成果の確認(試験) 14.学習の振り返り
- <成績評価方法>
- 全開講数の3分の2以上の演習問題を提出した上で、定期試験の成績が60点以上の者に対して単位を認める。
- <教科書>
- マクマリー有機化学概説(東京化学同人)
- <参考書>
- マクマリー有機化学(上、中、下)(東京化学同人)
ブルース有機化学(上、下)(化学同人) ボルハルトショアー現代有機化学(上、下)(化学同人)
- <オフィスアワー>
- 月曜日9:00-13:00 八王子キャンパス 5号館5-201号室
- <学生へのメッセージ>
- 有機化学のおもしろさを実感して、世の中で使われている有機化合物に興味をもって欲しいと思います。
そのためには、基本(仕組み)を理解する力が必要です。
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