2016年度工学院大学 先進工学部応用化学科
有機化学演習(Practice of OrganicChemistr y)[2G26]
1単位 山口 和男 講師 [ 教員業績 JP EN ] 安井 英子 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 有機化合物の構造と性質の関係、有機化学反応のしくみを理解する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 有機化学Iの内容を理解していること。さらに、有機化学基礎を履修していることが望ましい。
- <具体的な到達目標>
- (1)構造式を見て基本的な性質を判断できる。
(2)極性反応の基本的な原理を理解できる。
- <授業計画及び準備学習>
- 1 官能基の化学−1(官能基の理解・見分け)
2 官能基の化学−2(酸化還元による化合物間のつながり) 3 アルケンの化学 4 アルコールの化学(アルケン、アルコール、ハロゲン化アルキル間での変換・求核置換反応・カチオンの安定性・誘起効果) 5 芳香族求電子置換反応−1(芳香族求電子置換反応の反応形式) 6 芳香族求電子置換反応−2 誘起効果、共鳴効果(置換基を有する芳香族に対する置換の配向性) 7 ケトン、アルデヒドとGrignard 試薬の反応 8 エステルとGrignard 試薬の反応 9 アセタールの生成 10 イミンの生成 11 オキシムの生成とBeckmann 転位 12 酸塩化物、酸無水物の反応(アミンによる求核アシル置換反応・アミンの化学) 13 学習成果の確認(試験) 14 学習内容の振り返り
- <成績評価方法>
- 講義中に行う演習問題の解答内容60%
小テスト・理解度の確認テスト・ホームワーク40%
- <教科書>
- 主として配布プリントを使用する。
- <参考書>
- 大学生のための有機反応問題集(三共出版)
マクマリー有機化学概説(東京化学同人) マクマリー有機化学(上,中, 下) 第6版(東京化学同人)
- <オフィスアワー>
- <オフィスアワー>月曜日9:00〜13:00(5号館5-201号室)
- <学生へのメッセージ>
- 有機化学の基本を理解すれば、きっと有機化学が好きになります。
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