2016年度工学院大学 先進工学部応用化学科
 
物理学2(Physics 2)[4226]
 
 
1単位 武藤 恭之 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
- <授業のねらい>
 
- 物理学1で学習した運動学の知識に基づき、古典力学(ニュートン力学)について学ぶ。物体の運動を決める法則を理解し、法則に基づいて物体の運動を計算に基づいて予測できることを目標とする。また、運動の法則から出発し、運動エネルギー・ポテンシャルエネルギーの概念へとどのようにつながっていくか、その理論体系を理解し、物理学の基本的な考え方を習得することを目標とする。
 
- <受講にあたっての前提条件>
 
- 1.高校数学全範囲の内容(特にベクトル・微分・積分)を理解し、使えるようになっていること。
 2.1年生が受講する場合は、「物理学1」の単位を取得していること。2年生以降が受講する場合は、「物理学1」の内容を理解していること。 
- <具体的な到達目標>
 
- 1.運動の三法則の内容を理解する
 2.与えられた状況に応じて運動方程式を立てることができる 3.運動方程式を解き、物体の位置を計算できる 4.仕事・運動エネルギー・ポテンシャルエネルギーとは何かを説明できる 5.力学的エネルギー保存の法則を理解し、物体の運動をエネルギー保存則に基づいて説明できる 
- <授業計画及び準備学習>
 
- 初回授業の準備学習については、「物理学1」の内容を復習しておくこと。
 2回目以降の授業に関しては、その都度指定する。
  1.力の概念とニュートンの運動法則 2.力のつり合いとその性質 3.運動方程式の解(1):自由落下運動と、それに対する空気抵抗の影響 4.運動方程式の解(2):単振動 5.仕事と運動エネルギー 6.保存力と力学的エネルギー保存則 7.学習の振り返り 
- <成績評価方法>
 
- 期末試験の成績をもとに理解度を評価する。Grade D以上を合格とする。
 
- <教科書>
 
- 加藤潔『理工系 物理学講義』(培風館)
  なお、授業はこの教科書に基づいて作成した講義ノートに基づき行う 
- <参考書>
 
- 特に指定しないが、大学レベルの力学の教科書は多く出版されているので、各自に合ったものを少なくとも1冊は購入しておくことを勧める。
 
- <オフィスアワー>
 
- (前期)金曜日4限 八王子校舎 総合教育棟1S−322
 (後期)木曜日2限 八王子校舎 総合教育棟1S−322
  メールでの問い合わせにも随時対応します。連絡先は:  ft13389@ns.kogakuin.ac.jp です。 
 
 
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