2016年度工学院大学 先進工学部応用化学科
生命化学概論(Introduction to Chemistry and Life Science)[2227]
1単位 今村 保忠 教授 [ 教員業績 JP EN ] 辛 英哲 准教授 [ 教員業績 JP EN ] 小山 文隆 教授 [ 教員業績 JP EN ] 坂口 政吉 講師 [ 教員業績 JP EN ] 水島 純子 特任教授 [ 教員業績 JP EN ] 阿部 克也 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | ○ | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 生命化学科での生命科学の学びの基礎となる項目について、生命科学を専門とする学科教員が分担して解説する。各教員の専門領域に関連したトピックスを交えて話すことで、本学科での学びの全体を把握できる。
- <受講にあたっての前提条件>
- 生命化学科を志望する学生は必ず受講すること。
- <具体的な到達目標>
- 生命化学科での生命科学の基礎を身につける。
- <授業計画及び準備学習>
- 授業前にキュポートにより学習の準備について周知される。また、授業時に資料を配布する場合もある。
第0回 生命化学科での学び 4年間の学科での学習及び生活についてのガイダンスを行う。 第1回 生物の特徴と生命化学 (今村) 生物の多様性と共通性について概観する。 1 多様な生物の共通点 2 生物の共通性としての細胞 3 すべての生きものは、共通の分子を使う
第2回 生命活動とエネルギー (辛) 生命現象を物質とエネルギーの観点から眺める。 1 エネルギーと代謝 2 代謝にかかわる酵素 3 生体内におけるエネルギー変換 4 ミトコンドリアについて
第3回 遺伝子とそのはたらき (水島) 生物の特徴の一つである遺伝について概説する。 1 正確に伝わる遺伝情報 2 DNAの構造 3 ゲノムと遺伝情報 4 細胞分裂とDNAの複製
第4回 遺伝情報とタンパク質の合成 (坂口) 遺伝情報がどのように利用されるかを知る。 1 遺伝情報の流れ 2 転写 3 翻訳 4 遺伝子の発現と生命現象
第5回 生物のからだ (今村) 多細胞生物はどのように形づくられ、機能しているのかを概観する。 1 細胞と組織 2 体内環境の特徴 3 心臓と血液循環 4 神経とホルモンによる体内環境の調節
第6回 免疫 (小山) 免疫の働きを知る。 1 免疫 2 自然免疫 3 免疫とヒト
第7回 光合成と生態系 (阿部) 光合成と微生物や植物の関係を中心に、生態系のエネルギーや物質の流れを概観する。 1 光合成とは 2 生態系でのエネルギーの流れ 3 生態系での物質の循環
- <成績評価方法>
- 授業時間に理解度確認の小テストを行い合計点で評価する。
A+〜Fの6段階評価でD以上の者を合格とする。
- <教科書>
- 特になし
- <参考書>
- ヴォート 基礎生化学 第4版 東京化学同人
(生化学Iの教科書として指定しています)
- <オフィスアワー>
- 科目担当:今村 火曜日 13:30〜15:30 17号館355室
その他の分担担当教員には、メールで確認すること。
- <学生へのメッセージ>
- 生命化学科のでの学びをとおして、新しい生命像を一緒に作り上げていきましょう。
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