2016年度工学院大学 先進工学部生命化学科

生命有機化学実験(Experiments of Organic Chemistry for Chemistry and Life Science)[4D30]

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1単位
松野 研司 教授  
大野  修 准教授  
安井 英子 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
山口 和男 講師  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/10/27

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
基礎的な単位操作および合成実験を行ない、有機化学実験の基本を修得する。

<受講にあたっての前提条件>
化学基礎実験を受講していることが望ましい。

<具体的な到達目標>
・様々な分離精製手法を習得する。
・ガラス器具を適切に取り扱うとともに、装置を適切に組み立て使用する方法を習得する。
・使用する化学薬品および合成化合物の性質を把握する。

<授業計画及び準備学習>
 毎回必ず実験内容に関して予習すること。
1.ガイダンスおよび振り分け実験@(強酸性物質の単離)
2.振り分け実験A(強酸性物質、弱酸性物質、塩基性物質の単離)
3.Fischerエステル化
4.ニトロ基の還元
5.アニリンのアセチル化
6.分析(融点測定、薄層クロマトグラフィー)
7.学習内容の振り返り

<成績評価方法>
第2回目から第6回目に実施する小テスト、予習内容および受講態度を総合的に評価し、A+〜Fの6段階評価でD以上の学生に単位を認定する。
全ての回に出席することが基本であり、遅刻欠席は原則認めない。客観的にやむをえない理由がない限り、遅刻欠席者には単位を認めない。

<教科書>
電子配布する実験書を使用する。各自印刷して持参すること。

<参考書>
マクマリー有機化学概説
その他、各自分かりやすい参考書を参照してください。

<オフィスアワー>
前期:月、水、土曜日2,3、4限 17−306室
後期:在室時であれば、いつでもどうぞ。ただし、事前に連絡をください。

<学生へのメッセージ>
化学薬品は取り扱い方を間違えると大災害につながります。常に危険性がないか留意して行動してください。また、実験室では必ず白衣を着用するとともに、保護メガネをかけること!


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