2016年度工学院大学 先進工学部生命化学科
△分析化学II(Analytical Chemistry II)[3A27]
2単位 石黒 慎一 非常勤講師
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | ○ | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 定量分析の基礎(当量点の化学量論や溶液平衡)の習熟を図るとともに、計測機器を用いる機器分析法の中で、特に基本的な分析法の原理と応用について学ぶ。
- <受講にあたっての前提条件>
- これまでに学んだ物質量、濃度、化学量論、化学平衡等、分析化学の基礎概念を充分に復習しておくこと。
- <具体的な到達目標>
- (1) 電池と電解に関する基本事項と、それに基づく分析法の原理を理解する。
(2) 電子スペクトルと発光・吸光に関する基本事項と、それに基づく分析法の原理を理解する。 (3) クロマトグラフィーに関する基本事項と、それに基づく様々な分析法の原理を理解する。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 電位差測定法の基礎原理
2. 電位差測定法と具体例(pH測定法) 3. 電解法の基礎原理 4. 電解分析法と具体例 5. 電気分析法のまとめ 6. 分光分析法の基礎原理 7. 電子スペクトル測定法と定性・定量分析への応用 8. 赤外・ラマンスペクトル測定法と定性・定量分析への応用 9. 蛍光スペクトル測定法と定性・定量分析への応用 10. 原子スペクトル分析法の基礎 11. 分光分析法のまとめ 12. クロマトグラフィーの基礎原理 13. 様々なタイプのクロマトグラフィー 14. 学習のふりかえり 15.
- <成績評価方法>
- 中間試験、期末試験、講義中に課す課題・レポートに対する取り組み・提出状況により評価する。課題・レポートの未提出や中間試験、期末試験の未受験は欠席扱いとし、4回以上の欠席の場合,原則として未履修扱いとする。
- <教科書>
- G. D. Christian著 原口ら訳 分析化学U 機器分析 (丸善)
- <参考書>
- 指定参考書なし
- <オフィスアワー>
- 質問・相談は、講義後に、あるいはメール(shin1_ishiguro@kyudai.jp)で受け付けます。
- <学生へのメッセージ>
- 講義資料はキューポートに掲載します。
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