2016年度工学院大学 先進工学部生命化学科

身体健康学(k)[1D37]

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2単位
桂 良寛 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/10/27

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
本授業では「健康」をテーマとし、身体の健康が運動やスポーツの場のみならず、日常生活や仕事を行う際にも重要であることを理解する。「健康」を学ぶことは「身体の教養づくり」であり、学生生活でこれらを学ぶことで、将来、健康とは無関係に見える仕事場や環境におかれても、活力あふれる行動ができるようになり、社会に貢献できる人材が育成されることが期待できる。

<受講にあたっての前提条件>
受講中は私語をしない、携帯等の電子機器は使用しない等、最低限のマナーを守ること。

<具体的な到達目標>
学生が自身の健康や運動に興味を抱き、日常生活での運動習慣や食習慣の見直しや改善を、積極的に行えるようになること。

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンス
 本講義の概要、ねらい、授業方法、成績評価方法などを確認する。
2. 健康の重要性について
 健康状態はどのように判定されるかを、健康と体力との関連や健康の定義、健康指標等から解説する。
3.肥満
 肥満が生活習慣病や社会生活に及ぼす影響、発生起序等について解説する。
4. 言語的知能と社会的知能
 行動分析・コミュニケーション能力の向上・観察力、洞察力の重要性を解説する。
5.行動心理
 社会生活でのコミュニケーション能力を向上させるためのスキルについて解説する。
6.スキル
 様々な分野で必要なスキルを向上させるために必要な事項について解説する。
7.体幹の重要性
 運動時だけでなく、日常生活においても重要な役割を果たす体幹について解説する。
8.熱中症
 熱中症の予防や適切な処置等について解説する。
9.オリンピック教育1
 オリンピックの起源や、世界的なスポーツの祭典になった経緯等について解説する。
10.オリンピック教育2
 オリンピック教育に関連する映画を鑑賞する。
11.社会と健康10:免疫
 身体の免疫機能について解説する。
12.栄養
 社会生活に必要な栄養の重要性について、糖質、脂質、たんぱく質等の栄養素の役割や、効率的な摂取方法などを軸に解説する。
13. 高齢社会への取り組み
 近年問題となっている高齢社会への取り組みについて解説する。
14.学習内容の振り返り
 これまでの学習内容を総合的にふりかえり、ポイントを整理する。
※レポート課題は、提出後に返却はしない。試験は定期試験期間に実施する。また、毎回の授業の資料はキューポートからダウンロードできるようになっているので、各授業の前後には準備学習(予習・復習)をしておくこと。

<成績評価方法>
試験の評価を60%、その他(課題レポート、平常点等)の評価を40%として総合評価し、60/100点以上を合格とする。2015年度以降入学の学生については、GradeD以上の者に単位を認める。

<教科書>
なし。適宜必要な資料を配布する。

<参考書>
なし。適宜必要な資料を配布する。

<オフィスアワー>
火、水(9:00-15:30)に、八王子校舎体育館 保健体育科事務室へ連絡または来室して下さい。

<学生へのメッセージ>
健康を知ることは、これからの人生を豊かにする糧となります。一緒に楽しみながら学んでいきましょう。

<備 考>
授業計画は目安であり、状況に応じて予定を変更することがあるので承知してほしい。


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