| 2016年度工学院大学 先進工学部生命化学科
 
 
○生物学(General Biology)[6309]
 1単位
 松本 明子 非常勤講師
 
 
<授業のねらい>生物学とは、生命の本質を知ることにより、生命そのものや地球全体の為に還元し人類の発展に貢献してゆく学問である。緻密かつ複雑に絡み合っている生命の仕組みを解明するには、医学や薬学、私学、獣医学などの医療分野はもちろんのこと、物理学、数学などの理学、工学、農学など多岐に渡った専門分野の知識が要求される。本講義では、身近に広がっている生物学を理解出来るようになることを目標として生物学の基礎を中心に身につける。<受講にあたっての前提条件>特にないが、高校における生物未履修者でも理解出来るような授業である。<具体的な到達目標>大学における生物学の基礎や身近な生命科学の知識の習得を目標とする。特に我々の身体で何が起きているのか、食や薬などを含む日常生活との関わりなどを学び、似非科学のような偏った知識を排除することで、自分自身で生命科学現象を正しく理解出来るようになることを願っている。<授業計画及び準備学習>1.	イントロダクション	:生命とは? 生命の基本単位について2.	遺伝子と遺伝 		:生命の設計図ともいえる遺伝子について
 3.	転写と翻訳 		:遺伝子が働く為の仕組み
 4.	代謝			:生命活動に関わるエネルギーと生体物質の化学反応
 5.	恒常性の維持と情報伝達	:個体における調節などについて
 6.	微生物と免疫		:小さな生き物たちと人との関わり
 7.	学習内容の振り返り
 
 その日に行った授業の内容を見直す、たりないところを補う、わからないところをまずは自分で調べる。前回授業の復習は必ずすること。
<成績評価方法>授業にきちんと出席することが成績評価の前提。毎回授業時に実施する小テストで平常点を算出する。また、試験期間中に授業内容全てを範囲とする定期試験を実施する。試験は持ち込み不可とする。平常点:50%・定期試験:50%などから総合的に成績を判断する。<教科書>特に指定しない。必要に応じて講義中にプリントを配布する。<参考書>『ゼロからのサイエンス よくわかる生化学』日本実業出版社『サイエンスビュー生物総合資料』実教出版
 『理系総合のための生命科学』東京大学生命科学教科書編集委員会  など
<オフィスアワー>授業終了後、教室において。<学生へのメッセージ>高校までの授業形式とは異なります。興味を持って主体的に考え、積極的に取り組んでください。授業は主にPower Pointを使って行います。戸惑う方もいらっしゃるかとは思いますが、スライドを使用した場合のプレゼンテーションの受け方にも慣れていってください。 
 
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