2016年度工学院大学 情報学部
○情報数学演習I(Exercises in Information Mathematics I)[5214]
1単位 橘 完太 准教授 [ 教員業績 JP EN ] 古 博 助教 高木 悟 准教授 [ 教員業績 JP EN ] 三木 良雄 教授 近藤 公久 教授 [ 教員業績 JP EN ] 田中 輝雄 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- 情報数学1,2の授業の理解度を高め,実戦力を養うために,与えられた問題を解く.
- <受講にあたっての前提条件>
- 授業計画にある項目に関係する高校時代の教科書,参考書を見直しておくこと.
リピート履修の場合は情報数学1及び2のいずれかをリピートしていること.
- <具体的な到達目標>
- 1. 数の概念,命題,集合の考え方を理解する.
2. 複素数について,代数的,幾何学的性質を理解する. 3. 線形代数入門として,ベクトル,行列の代数的,幾何学的性質を理解し,特に変換作用素としての行列の性質を理解する.
- <授業計画及び準備学習>
- *括弧内は情報数学1及び2の対応回
1. 数と演算に関する問題を解く (1-1) 2. 集合の演算に関する問題を解く (1-2) 3. 記数法、順列・組み合わせに関する問題を解く (1-3) 4. 命題と論理に関する問題を解く (1-4) 5. 関数と写像に関する問題を解く (1-5) 6. 複素数に関する問題を解く (1-6) 7. 前半の学習成果の確認(重要問題詳細解説) (1-7) 8. ベクトルの演算に関する問題を解く (2-1) 9. ベクトル成分とノルムに関する問題を解く (2-2) 10. 行列に関する問題を解く (2-3) 11. 行列と図形に関する問題を解く (2-4) 12. 複素平面に関する問題を解く (2-5) 13. ベクトル、行列、幾何、総括(後半の重要問題を解く) (2-6) 2回目以降の準備学習:前回の復習,今回のプリントの講義部分とノートを読み返しておくこと.易しい問題は自分で解いておこう. 14. 学習内容の振り返り (2-7) 準備学習:今まで解けなかった問題の解き方を考えてくること
- <成績評価方法>
- 演習時間の応答および提出されたレポート課題のレベルを到達目標に照らして,6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で評価し,D以上の者に単位を認める.
但し,ステップアップ制の「情報数学2」が合格した時点で,この「情報数学演習I」の単位取得を認める.
- <教科書>
- 指定教科書なし.
講義ノートプリントを配布する.
- <参考書>
- 「理工系のための基礎数学」高木・長谷川・熊ノ郷共著 培風館 2015.
テーマによって,講義中に追加で紹介することもある.
- <オフィスアワー>
- 全教員:金曜日昼休み,八王子教員控え室にて質問等を受け付ける.
- <学生へのメッセージ>
- 1学年前期の必修であり,今後の基本となる大事な科目です.
また,数学は基礎からの積み重ねが必要な学問です.授業で理解したつもりでも,問題が解けない,試験で点が取れない学生が多いのが事実です.数学を「学ぶ」から「使う」の第一ステップを踏み出しましょう.
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2016 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|