2016年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
画像認識と理解(Image Recognition)[3H16]
2単位 合志 清一 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- 画像処理の基本に重点を置き、根底となる数学を理解し,画像処理と数学が結びつくことを目標とする。
- <受講にあたっての前提条件>
- 1.解析学の基礎を理解していること
2.デジタル映像基礎論を受講していること
- <具体的な到達目標>
- デジタル画像処理の理論的原理を理解し、応用可能な基礎知識を身につける。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.空間周波数と複素正弦信号
2.1次元フーリエ変換 3.フーリエ変換と信号 4.2次元信号と2次元フーリエ変換 5.直交変換 6.標本化定理 7.周波数空間におけるフィルタ処理 8.空間領域におけるフィルタ処理 9.濃淡処理と平滑化 10.エッジ検出と鮮鋭化 11.画像内における線の検出 12.領域分割1:エッジによる分割、領域拡張法、統計的仮説検定法 13.領域分割2:ヒューリスティック法、分割統合法、 14.統計的パターン認識
- <成績評価方法>
- 定期試験結果に出席状況と提出物を考慮して評価し、D以上を合格とする 。
- <教科書>
- 画像処理工学(改訂版) コロナ社 末松良一、山田宏尚 著
- <参考書>
- なし
- <オフィスアワー>
- 火曜日 15:40〜18:00 新宿A1512 映像情報研究室 きるだけ事前にメールで連絡のこと
- <学生へのメッセージ>
- 画像処理を理解するためには、数学をきちんと学び、その意味を理解することが必要です。この講義では、画像処理に必須のフーリエ変換を基礎から学び、応用力を培います。
- <備 考>
- 受講者の理解度により内容を変更する
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