2016年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
インターネットコンテンツ演習(Exercises in Internet Contents)[2E28]
1単位 チャン ジョ 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- インターネットコンテンツ作成の基礎を学び、情報の選別と表現だけではなく、ユーザビリティとアクセシビリティを考慮した上で、以下の目標を達成する。
1.HTML5・CSS・JavaScriptを正しい構造でプログラミングできる。 2.JavaScriptのライブラリやフレームワークを用いて動的なインタフェースを作成できる。 3.リッチコンテンツの制作技法の基礎を理解できる。 4.ユーザを想定し、ユーザビリティとアクセシビリティを配慮できる。
- <受講にあたっての前提条件>
- 1.HTMLの基礎を有すること。
2.Adobe系のソフトを駆使して、簡単な画像処理やコンテンツ作成ができること。
- <具体的な到達目標>
- 1.HTML5を理解し、DOMツリー構造を正しく編成できる。
2.CSS3を用いて、ページのレイアウトとナビケーションを編成できる。 3.JavaScriptを学び、動的インタフェースの作成や、リッチコンテンツの挿入を編成できる。 4.ライブラリとフレームワークを活用して、ユーザビリティとアクセシビリティを考慮するより高度のインタフェースデザインを設計できる。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.演習内容に対する説明、HTMLの復習
全体の演習内容と流を説明し、HTMLの課題を用いて復習する。 準備学習:HTMLを用いて、ページの基本要素を編成する。
2.HTML5の特徴とタグの付け方 HTML5の特徴を説明し、正しいHTML構造の書き方を解説していく。 準備学習:HTML5の文法・構造を理解する。
3.CSS基礎 CSSの文法を説明し、実例と課題を用いて単独要素のプロパティ設定をCSSによって行う。 準備学習:CSSによる設定できる要素、プロパティを記憶する。
4.CSSによるレイアウト1 ID、クラスの概念を説明し、実例と課題を用いて2カラムのページを編成していく。 準備学習:ID、クラス、擬似クラスの概念を理解する。
5.CSSによるレイアウト2 親子、継承などを理解し、ページ構成に関わる視覚要素整形プロパティを重点的に説明していく。 準備学習:3カラムなどより複雑のページを編成する。
6.CSSによるレイアウト3 ナビケーションのインタラクションの制作方法を説明し、動的なインタフェースを編成していく 準備学習:ナビケーションの編成を復習する。
7.総合練習 提示される完成ページの画像とCSS設定表を元に、各自でページを編成していく。 追加課題がある。 準備学習:今まで学んだCSSをHTMLと結合して総合的にページを編成する。
8.JavaScript基礎 JSの文法、HTMLに導入する方法など基礎知識を説明していく。 準備学習:JSの文法に従いコードを編成する。
10.JavaScript応用例1 計算、情報表示、配列など基礎応用を説明していく。 準備学習:基本な書き方を熟練する。
11.JavaScript応用例2 基礎型のナビケーションの作成を解説していく。 準備学習:条件分岐、イベント喚起のプログラミングを編成する。
12.JavaScriptのライブラリjQueryの利用1(データ交信) Ajaxクラスの利用について説明していく。 準備学習:非同期通信データ取得できるようなページを編成する。
13. JavaScriptのライブラリjQueryの利用2(ナビ生成) ライブラリとワークフレームの利用について説明していく。 準備学習:ライブラリを利用して高度なナビケーションを編成する。
14.学習内容の振り返り 準備学習:前回までの総復習を行う。
- <成績評価方法>
- 演習中の課題と最終課題による100点評価を行う。60点以上合格とする。
1.講義中の規定課題を80%以上完成することを、最終課題採点の前提条件とする。 2.最終課題は100点満点で採点する。
- <教科書>
- 指定教科書なし
- <参考書>
- よくわかるHTML5+CSS3の教科書 (大藤幹、マイナビ)
JavaScript 第6版 (David Flanagan,村上列、オライリージャパン)
- <オフィスアワー>
- 新宿キャンパスA1575、金曜日16:00−17:00
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