| 2016年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
 
 
科学レポートの書き方(Technical Writing for Science)[4K23]
 2単位
 足立 節子 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
<学位授与の方針>| ◎ | 1. 基礎知識の習得 |  |  | 2. 専門分野知識の習得 |  | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 |  |  | 4. 道徳的態度と社会性 |  |  | 5. 創成能力 | 
<授業のねらい>レポートの書き方について,講義と実践によって学んでいく。この授業を通じて,実験レポートや論文等の科学的文書を書くにあたっての基本的な作法を身につける。
<受講にあたっての前提条件>ワープロソフトを用いて日本語の文書作成ができること。<具体的な到達目標> 科学レポートを読むことに慣れる。
一般的な科学レポートの形式にのっとった文書を作成できる。
論理的かつ客観的に相手に自分の考えを正しく伝えるための文書作成ができる。
<授業計画及び準備学習>以下はカバーすることの目安である。必要に応じて内容を前後させる。準備学習は各回指示します。1-3週
 科学レポートとは/論文とは レポート・論文の構造 パラグラフとは
 アブストラクトについて レポート・論文のテーマ設定 文章の組み立て(アウトライン)
 レポート・論文作成のフロー
 科学レポート・論文を読む(1-13週を通して行います。授業内で指示します)
 
 4-7週
 レポート・論文の文章を書くときの決まりごと
 パラグラフとは /文体や言い回し
 わかりやすい文章とは
 書式設定について
 
 8-11週
 様々なデータの利用、導入部分と結びについて
 執筆者の責任について 出典を明確にすること 引用、パラフレーズ、剽窃 注と参考文献の付け方
 
 12-13週
 論証の方法
 
 14週
 推敲作業について、学習内容の振り返り
<成績評価方法>学期末のレポート40点満点。学期中にに提出してもらう課題や小レポート60点満点。計100点満点で60点以上を合格とする。<教科書>指定教科書なし<参考書>木下是雄『理科系の作文技術』中公新書 2014年版結城 浩『数学文章作法 基礎編 』ちくま学芸文庫 2013年
 適宜授業内で紹介する。
<オフィスアワー>水・木 新宿校舎27階 A-2737 13:00-13:30 
 
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