2016年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

情報数学演習I(Exercises in Information Mathematics I)[4A26]

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1単位
近藤 公久 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/10/27

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
情報数学Iの授業の理解度を高め,実戦力を養うために,与えられた問題を解く.

<受講にあたっての前提条件>
昨年度のプリント、課題を見直しておくこと.
一部順序が異なるので注意すること.

<具体的な到達目標>
1. 数の概念,命題,集合の考え方を理解する.
2. 複素数について,代数的,幾何学的性質を理解する.
3. 線形代数入門として,ベクトル,行列の代数的,幾何学的性質を理解し,特に変換作用素としての行列の性質を理解する.

<授業計画及び準備学習>
1. 授業概要説明,数と演算
 本科目の授業計画や方針等をガイダンスとして説明したのち,数と演算に関する問題を解く.
 準備学習:自然数,整数などといった数に関することを調べておくこと.また,情報数学Iのノートや資料を読 み返しておくこと.
2. 集合の演算
 集合の演算に関する問題を解く.
 準備学習:前回の復習と予習を行うこと.また,情報数学Iのノートや資料を読み返しておくこと.
      (以後準備学習として明記されていない回はすべてこの回に同じ)
3. 記数法
 2進数や16進数に関する問題を解く.
4. 命題
 命題に関する問題を解く.
5. 関数と写像
 関数と写像に関する問題を解く.
6. 複素数
 複素数とその演算に関する問題を解く.
7. 前半の振り返りとまとめ
 前半の課題に関する問題の解説を行う.
8. ベクトル
 ベクトルに関する問題を解く.
9. ノルム
 ノルムに関する問題を解く.
10. 行列
 行列に関する問題を解く.
11. 行列と図形
 行列と図形に関する問題を解く.
12. 複素平面
 複素平面に関する問題を解く.
13. 全体の振り返り
 後半を中心に総復習として,特に理解の足りていない単元を復習する.
 準備学習:前回までのすべての復習
14. 総括と発展
 全体を振り返り発展問題を解説する.
 準備学習:前回までのすべての復習と発展に挑戦

<成績評価方法>
授業中の演習の回答およびレポート課題によって到達目標に照らして、6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で評価し、D以上の者に単位を認める。
GPA対象ではない学年については、S,A,B,Cを合格、Fを不合格、「情報数学I」未受験をZ(放棄)とする。
なお、「情報数学I」に合格しない場合は、「情報数学演習I」も不合格(F)とする。

<教科書>
指定教科書なし.
プリントを配布する.

<参考書>
指定参考書なし.
テーマにより,講義中に個別に紹介することもある.

<オフィスアワー>
新宿:A2316室にて、木曜日2時限から昼休み、もしくは事前にアポをとった時間。
   ※連絡用メールアドレスなど,詳しいことは初回授業時に知らせる.

<学生へのメッセージ>
1学年前期の必修であり,今後の基本となる大事な科目です.
また,数学は基礎からの積み重ねが必要な学問です.自信のない学生は,必ず学習支援センターに相談してください.
ただし,講義の内容に関する質問は学習支援センターでなく,担当教員あるいはSA(Student Assistant)にしてください.


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