2016年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
△生体計測工学(Bio measurement Engineering)[1G29]
2単位 田中 久弥 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 | ○ | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 計測の原理をまなび,生体信号を処理しながら基礎的な心理過程を説明できるようにする。
- <受講にあたっての前提条件>
- 物理学I,物理学IIの単位を修得または履修しておくことが望ましい。
情報学実験I,情報学実験IIの単位を修得または履修しておくことが望ましい。
- <具体的な到達目標>
- ・生体信号を電気信号に変換する技術を説明できること。
・時系列データと周波数データを理解して扱えること。 ・生体信号から基礎的な心理の意味付けができること。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.生体計測工学の概要
2.計測の用語,単位 3.センサーと計測回路,AD変換 4.時系列データとその扱い 5.心電図計測(自律神経系) 6.心電図計測(RRI解析レポート) 7.周波数領域の解析(フーリエ変換の原理) 8.周波数データとその扱い 9.自発脳波計測(中枢神経系) 10.自発脳波計測(FFTによる帯域分析レポート) 11.事象関連電位による心理生体計測(注意) 12.事象関連電位による心理生体計測(言語) 13.生体信号計測と制御(ブレインコンピュータインタフェース) 14.学習内容の振り返り
- <成績評価方法>
- 100点のうち,試験7割,課題3割とし,60点以上で合格とする。
- <教科書>
- 計測法入門(協同医書出版社)ISBN4-7639-1030-2
- <参考書>
- ・宮田洋監修『新生理心理学1巻−3巻』北大路書房
- <オフィスアワー>
- 水曜日の3時間目にA1517室で質問を受け付ける
- <学生へのメッセージ>
- 測るということに関心を寄せて,いずれセミナーや卒業研究で役立てたいという態度で講義に望んで欲しい。
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2016 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|