2016年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

コンピュータ科学セミナーI(PBL)(Seminar in Computer Science I)[S011]

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1単位
田中 輝雄 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
   
最終更新日 : 2016/10/27

<授業のねらい>
コンピュータ科学のそれぞれの専門分野に分かれて,専門的知識やこれからの課題などについて,文献調査,プログラム作成,課題解決等を通じて理解する.それらは,研究室メンバーの発表授業の形式またはそれに準ずる形式で行われ,プレゼンテーション,質疑応答能力の向上も目的とする.

<受講にあたっての前提条件>
2年生までの必修科目をできるかぎり履修済みとしておくこと

<具体的な到達目標>
専門知識の理解,プレゼンテーション能力,プログラミング能力など,講師ごとに到達目標を設定する.この目標設定は,第2回,セミナーごとのガイダンスにより,明示される.

<授業計画及び準備学習>
このセミナーは各研究室に分かれて実施されるので,内容等については,それぞれの教員からの最初のガイダンスで説明を受ける.以下の<成績評価方法及び水準>についても同様である.なお,数回については,全体ガイダンス,卒研配属説明会等が行われる.

ここでは,代表:田中輝雄のセミナーを例に説明する.

 社会・産業界で広く用いられている様々なアルゴリズムについて調査し,できるかぎり基礎部分のプログラムを作成して発表する.各人は,文献,論文などを用いて,充分調査して,アルゴリズムを選択し,テーマとする.毎回2〜3名が発表を行い,活発な議論を重要視する.

第1回 全体ガイダンス
セミナー配属のためのガイダンスを行う.
準備学習:各講師の専門を調べ,興味がある分野をみつけておくこと

第2回 個別ガイダンス
セミナーのガイダンスを行う
セミナー内で提示するテーマ候補あるいは自分で探して,テーマを選択する.
準備学習:担当する講師の専門を調べておくこと

第3回〜第6回 第1ラウンド
毎回,2〜3名が調査したアルゴリズムについて,発表資料を作成し,
発表する.全員が必ず質問することとし,活発なディスカッションを行う

第7回〜第10回 第2ラウンド
第1ラウンドで調べたアルゴリズムについて,発表にて,提示されたコメント,
あるいは,疑問について,再度,調査し,報告する.
毎回,2〜3名がその結果を発表する.
発表する.全員が必ず質問することとし,活発なディスカッションを行う
アルゴリズムは机上だけの理論ではないので,できるかぎり,
プログラムを作成し,実際に,その特性をみる.
なお,第1ラウンドからテーマを変えても良い

第11回〜第15回 第3ラウンド
第3ラウンドでの質疑(発表者だけでなく,きちんと質問などにより,
議論に参加すること)を評価の対象とする.
ここでは,発表資料,発表のしかた,質疑での対応のしかた,
プログラミングの有無などを評価する.

※ただし,1〜2回およびその他数回を合同カリキュラムに変えることがある.

<成績評価方法>
それぞれの講師がセミナーのなかで提示するので,その指示に従うこと
具体的には,出席,分析,発表,発表資料,プログラム,ゼミにおける発言および最終レポートなどにより,評価を行う。

<教科書>
それぞれの講師がセミナーのなかで提示するので,その指示に従うこと

<参考書>
それぞれの講師がセミナーのなかで提示するので,その指示に従うこと

<オフィスアワー>
代表教員の田中輝雄のオフィスアワーは,月曜3限,田中輝雄居室(A2477)で行う.
あるいは、teru@cc.kogakuin.ac.jpに連絡し,日程を調整すること.

<学生へのメッセージ>
4年次の卒業研究,ゼミを事前に体験することができます.積極的な姿勢での受講を求めます


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