2016年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

機械学習(Neural Network)[5L10]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
内田 雅文 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/10/27

<授業のねらい>
ITの発展・計算機の性能向上により種々の大規模データが扱われる今日、その分析において機械学習は有効かつ強力な技術である。本講義では、機械学習の各種手法と数学的な概念との繋がりを理解する。

<受講にあたっての前提条件>
確率論の知識を相応に備えていること。

<具体的な到達目標>
機械学習の各種手法と数学的な概念との繋がりが理解できること。

<授業計画及び準備学習>
●授業計画
 1.最適化問題(凸計画問題)
 2.最適化問題(等式制約付凸計画問題)
 3.最適化問題(不等式制約付凸計画問題)
 4.パラメータ推定法(最尤推定)
 5.パラメータ推定法(最大事後確率推定)
 6.5週までの学習成果の振り返り
 7.k-平均法
 8.EMアルゴリズム
 9.ナイーブベイズ分類器
 10.マージン最大化および厳密制約下のSVMモデル
 11.緩和制約下のSVMモデル
 12.カーネル法
 13.対数線形モデル
 14.学習成果の振り返り
●準備学習
 前週の内容を十分に復習しておくことが、その週の講義内容の理解を助ける。

<成績評価方法>
中間試験50%および期末試験50%で総合評価する。

<教科書>
指定教科書なし

<参考書>
言語処理のための機械学習入門(高村大也:コロナ社)

<オフィスアワー>
授業開始前20分間、講師控室にて。


このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2016 Kogakuin University. All Rights Reserved.