2016年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
機械学習(Neural Network)[5L10]
2単位 内田 雅文 非常勤講師
- <授業のねらい>
- ITの発展・計算機の性能向上により種々の大規模データが扱われる今日、その分析において機械学習は有効かつ強力な技術である。本講義では、機械学習の各種手法と数学的な概念との繋がりを理解する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 確率論の知識を相応に備えていること。
- <具体的な到達目標>
- 機械学習の各種手法と数学的な概念との繋がりが理解できること。
- <授業計画及び準備学習>
- ●授業計画
1.最適化問題(凸計画問題) 2.最適化問題(等式制約付凸計画問題) 3.最適化問題(不等式制約付凸計画問題) 4.パラメータ推定法(最尤推定) 5.パラメータ推定法(最大事後確率推定) 6.5週までの学習成果の振り返り 7.k-平均法 8.EMアルゴリズム 9.ナイーブベイズ分類器 10.マージン最大化および厳密制約下のSVMモデル 11.緩和制約下のSVMモデル 12.カーネル法 13.対数線形モデル 14.学習成果の振り返り ●準備学習 前週の内容を十分に復習しておくことが、その週の講義内容の理解を助ける。
- <成績評価方法>
- 中間試験50%および期末試験50%で総合評価する。
- <教科書>
- 指定教科書なし
- <参考書>
- 言語処理のための機械学習入門(高村大也:コロナ社)
- <オフィスアワー>
- 授業開始前20分間、講師控室にて。
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