2016年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

インターフェース論(Interface Theory)[3E19]

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2単位
田中 久弥 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/10/27

<授業のねらい>
ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)に関する知識と理解を深めること

<受講にあたっての前提条件>
情報学実験の単位を習得していることが望ましい

<具体的な到達目標>
・人間の特性とコンピュータインタフェースの技術について説明できること。
・ユーザインタフェースの問題点を指摘し具体的な改善案を提示できること。

<授業計画及び準備学習>
1.人間の感覚・知覚・生理特性(ウェーバー・フェフィナーの法則)
2.人間の認知と理解(ヒューマンパフォーマンスモデル)
3.HCIにおけるデザイン目標とユーザ特性(HCIの変遷,メンタルモデル)
4.HCIにおける対話形式(コマンド言語,メニュー選択,直接操作)
5.入力インタフェース1(キーボード,日本語入力)
6.入力インタフェース2(ポインティングデバイス,フィッツの法則)
7.ビジュアルインタフェース1(表示デバイス,GUIの基本概念)
8.ビジュアルインタフェース2(情報視覚化の概念と技術)
9.ノンバーバルコミュニケーション1
10.ノンバーバルコミュニケーション2
11.音声インタフェース,身振りインタフェース
12.バーチャルリアリティ(概念と技術)
13.実世界指向インタフェース(AR,ウェアラブルコンピュティング)
14.学習内容の振り返り

<成績評価方法>
100点の内,定期試験7割,課題3割で評価し,60点以上を合格とする。

<教科書>
「ヒューマンコンピュータインタラクション」情報処理学会編集
ISBN4-274-13249-8

<参考書>
イラストで学ぶ ヒューマンインタフェース (KS情報科学専門書)ISBN-10: 4061538160,ISBN-13: 978-4061538160

<オフィスアワー>
水曜日の3時間目にA1517室にて質問を受けます.

<学生へのメッセージ>
インタフェース論は学際的な領域です。さまざまな学問に感心を寄せて,かつ最新技術を興味を持って講義に臨んで下さい。


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