2016年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
○数学II(Mathematics II)[6K02]
2単位 礒田 恵以子 非常勤講師
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 1変数関数の積分法と2変数関数の偏微分法を学習する.
微分積分の概念の理解し計算技術を習得する.
- <受講にあたっての前提条件>
- 数学Iの内容を理解していること.
- <具体的な到達目標>
- 積分の意味を理解し, 置換積分法や部分積分法などを用いて簡単な積分計算ができること.
偏微分の意味を理解し, 偏導関数が求められ, 極値問題などに応用できること.
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 定積分の定義と性質, 不定積分
準備学習: 1変数関数の微分について復習する 2. 不定積分の計算, 微分積分法の基本定理 準備学習: 練習問題を解くなど前回の復習をする 3. 置換積分法 準備学習: 練習問題を解くなど前回の復習をする 4. 部分積分法 準備学習: 練習問題を解くなど前回の復習をする 5. 有理関数の積分, 三角関数の有理式の積分 準備学習: 練習問題を解くなど前回の復習をする 6. 無理関数の積分, 広義の積分 準備学習: 練習問題を解くなど前回の復習をする 7. 積分法の応用 準備学習: 練習問題を解くなど前回の復習をする 8. 学習成果の確認(中間試験)および積分法のまとめ 準備学習: 積分法の総復習をする 9. 2変数関数の極限と連続性 準備学習: 1変数関数の極限や連続性の復習をする 10. 偏導関数の定義とその計算 準備学習: 1変数関数の微分および前回の復習をする 11. 全微分, 高階編導関数 準備学習: 練習問題を解くなど前回の復習をする 12. 合成関数の微分法 準備学習: 練習問題を解くなど前回の復習をする 13. 2変数関数のテイラーの定理, 2変数関数の極値 準備学習: 1変数関数のテイラーの定理の復習をする 14. 学習成果の振り返り 準備学習: 定期試験で解けなかった問題の解き方を考えておく
- <成績評価方法>
- 中間試験と試験期間に実施する定期試験の2回の試験とレポートで評価する.
レポート2割, 中間試験4割、定期試験4割で計算し, 2015年入学者はGradeがD以上、 2014年以前入学者は100点満点の60点以上を合格とする.
- <教科書>
- 指定教科書なし
- <参考書>
- 理工系の基礎 微分積分 石原繁 浅野重初 著 裳華房
微分積分学の基礎 水本久夫著 倍風館
- <オフィスアワー>
- 授業時間前後に新宿校舎12階講師室にて
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