2016年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

OS基礎論(Fundamentals in Operating System)[5K08]

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2単位
田中 輝雄 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/10/27

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
基本的なシステム・ソフトウェアであるオペレーティング・システム(OS)の概要を理解し,コンピュータの基本操作を学修する.

<受講にあたっての前提条件>
コンピュータ科学序論,情報処理概論などを受講し,計算機の基本的な動作を理解しておくこと.

<具体的な到達目標>
オペレーティング・システム(OS)の主要な機能と役割について理解すること.

<授業計画及び準備学習>
1.OSとは:OSのいろいろ,OSの目的
 準備学習:OSについて,下記,参考書などを背景に事前調査しておくこと
2.コンピュータの処理形態,対話処理とバッチ処理
 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと.
3.GUI,プログラミング環境
 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと.
4.ファイルシステム
 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと.
5.入出力システム
 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと.
6.割り込み(1)
 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと.
7.割り込み(2)
 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと.
8.主記憶管理
 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと.
9.仮想記憶
 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと.
10.プロセス管理
 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと.
11.スケジューリング
 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと.
12.セキュリティ,暗号
 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと.
13.総復習
 今までの総復習として,特に理解の浅い点を解説する.
 準備学習:前回の復習をして出された問題を解くこと.また,今までの授業内容を
振り返り,あまり理解できていない点をまとめておくこと.
14.学習内容の振り返り
  準備学習:期末試験で解けなかった問題の解き方を考えておく

<成績評価方法>
試験およびレポート課題によって到達目標に照らして、
6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で評価し、D以上の者に単位を認める。

<教科書>
特に指定しない.

<参考書>
清水謙太郎著「オペレーティングシステム」(岩波書店)
柴山潔著「コンピュータサイエンスで学ぶオペレーティングシステム─OS学─」(近代科学社,2007年)
吉澤康文著「オペレーティングシステム」(昭晃堂,2000)
大澤範高著「オペレーティングシステム」(コロナ社,2008)
大久保英嗣著「オペレーティングシステムの基礎」(サイエンス社,1997)
村岡洋一著「オペレーティングシステム」(近代科学社,1989)

<オフィスアワー>
月曜3限,田中輝雄居室(A2477)で行う.
あるいは,teru@cc.kogakuin.ac.jpに連絡し,日程を調整すること.

<学生へのメッセージ>
オペレーティング・システムというと,マイクロソフト社のWindowsを連想する人が多いと思いますが,それだけではありません.コンピュータの60年の歴史の中でOSの歩みをたどり,何でOSが発展してきたかを理解します.


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