2016年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
△OS基礎論(Fundamentals in Operating System)[5K08]
2単位 田中 輝雄 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 | ○ | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 基本的なシステム・ソフトウェアであるオペレーティング・システム(OS)の概要を理解し,コンピュータの基本操作を学修する.
- <受講にあたっての前提条件>
- コンピュータ科学序論,情報処理概論などを受講し,計算機の基本的な動作を理解しておくこと.
- <具体的な到達目標>
- オペレーティング・システム(OS)の主要な機能と役割について理解すること.
- <授業計画及び準備学習>
- 1.OSとは:OSのいろいろ,OSの目的
準備学習:OSについて,下記,参考書などを背景に事前調査しておくこと 2.コンピュータの処理形態,対話処理とバッチ処理 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと. 3.GUI,プログラミング環境 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと. 4.ファイルシステム 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと. 5.入出力システム 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと. 6.割り込み(1) 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと. 7.割り込み(2) 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと. 8.主記憶管理 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと. 9.仮想記憶 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと. 10.プロセス管理 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと. 11.スケジューリング 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと. 12.セキュリティ,暗号 準備学習:前回配布した今回の授業内容に関する資料を読んでおくこと. 13.総復習 今までの総復習として,特に理解の浅い点を解説する. 準備学習:前回の復習をして出された問題を解くこと.また,今までの授業内容を 振り返り,あまり理解できていない点をまとめておくこと. 14.学習内容の振り返り 準備学習:期末試験で解けなかった問題の解き方を考えておく
- <成績評価方法>
- 試験およびレポート課題によって到達目標に照らして、
6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で評価し、D以上の者に単位を認める。
- <教科書>
- 特に指定しない.
- <参考書>
- 清水謙太郎著「オペレーティングシステム」(岩波書店)
柴山潔著「コンピュータサイエンスで学ぶオペレーティングシステム─OS学─」(近代科学社,2007年) 吉澤康文著「オペレーティングシステム」(昭晃堂,2000) 大澤範高著「オペレーティングシステム」(コロナ社,2008) 大久保英嗣著「オペレーティングシステムの基礎」(サイエンス社,1997) 村岡洋一著「オペレーティングシステム」(近代科学社,1989)
- <オフィスアワー>
- 月曜3限,田中輝雄居室(A2477)で行う.
あるいは,teru@cc.kogakuin.ac.jpに連絡し,日程を調整すること.
- <学生へのメッセージ>
- オペレーティング・システムというと,マイクロソフト社のWindowsを連想する人が多いと思いますが,それだけではありません.コンピュータの60年の歴史の中でOSの歩みをたどり,何でOSが発展してきたかを理解します.
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