2016年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

プログラミング言語基礎論(Fundamentals of Programming Languages)[4A22]

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2単位
位野木 万里 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/10/27

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
プログラムの動作原理から,様々なプログラム言語,コーディングのテクニックに至るまで幅広く学習し,今後,プログラミング言語を学ぶ上で必要になる基礎的な知識を習得する.

<受講にあたっての前提条件>
特になし

<具体的な到達目標>
プログラムを構築する際に必要となるフローチャートやコードの作法,開発方式やソフトウェア・システムの評価指標も含め,プログラミング言語に関する体系的知識を理解し,説明できること.また,学習しているC言語と他言語との差異を理解し,その違いを説明できること.

<授業計画及び準備学習>
以下の項目に沿って講義を進める.場合によっては順番が前後することもあるが,その場合は事前に告知する.各単元名がそのままキーワードとなっている.準備学習として,事前に配布する講義資料を熟読すること.

1.ガイダンス・ハードウェアの基礎
2.プログラムの基礎
3.アルゴリズムの設計 〜フローチャート〜
4.コーディングの作法とプログラムの構造
5.プログラミング言語の種類と特徴
6.機械語・アセンブリ言語
7.手続き型言語
8.オブジェクト指向言語
9.スクリプト言語
10.インタプリタとコンパイラ
11.ソフトウェアの開発モデル
12.システムの評価・ソフトウェアの評価
13.Webプログラミング,プログラム・ソフトウェアの最新動向
14.学習内容の振り返り

<成績評価方法>
各回にて演習を行う.演習結果をまとめて中間レポートを提出すること.試験期間中に試験を実施する.期末テスト(50%)およびレポート課題(50%)によって到達目標に照らして,6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で評価し,D以上の者に単位を認める.

<教科書>
指定教科書なし.資料を配布する.

<参考書>
指定参考書なし

<オフィスアワー>
火曜日:16:30〜17:40 新宿校舎A-2315(高信頼ソフトウェア開発工学研究室)

<学生へのメッセージ>
プログラミングはスキルなので,一番大事なことはとにかく触れて使うことです.しかし,周辺知識を得ることで,その習得の質は高くなると考えられます.演習と理論は両輪と言えます.是非ともしっかり習得し,2年次以降の講義や卒業研究で力を発揮してくれることを望みます.


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