2016年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

計算機構成論(Computer Architectures and Organization)[2D19]

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2単位
田中 輝雄 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/10/27

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
計算機の構造を理解する.それをもとに,どのようにプログラミングをすれば,計算機の性能を向上できるかを理解する.

<受講にあたっての前提条件>
1年生の科目,コンピュータ科学序論,論理回路などを履修し,計算機の基礎を理解しておくこと.また,プログラミング系の演習を履修し,プログラミングにより,コンピュータに親しんでおくこと.

<具体的な到達目標>
計算機の構造を理解して,高性能,高効率なプログラミングをすることができる.

<授業計画及び準備学習>
1.計算機の構造
 準備学習:1年次の関連講座の内容を復習しておくこと.

2.基本的な命令とその動作(1)
 準備学習:コンピュータの基本動作を調査しておくこと.

3.基本的な命令とその動作(2)
 準備学習:前回学習したコンピュータの基本動作を復習しておくこと.

4.パイプライン構造(1)
 準備学習:前回学習したコンピュータの基本動作を復習しておくこと.

5.パイプライン構造(2)
 準備学習:前回学習したパイプラインの基本動作を復習しておくこと.

6.パイプライン構造(3)
 準備学習:前回学習したパイプラインの基本動作を復習しておくこと.

7.前半の学習の振り返り
 準備学習:前回の復習をして出された問題を解くこと.
      また,今までの総復習をしておくこと.

8.メモリ階層構造(1)
 準備学習:コンピュータのメモリについて調査しておくこと.

9.メモリ階層構造(2)
 準備学習:前回学習したメモリ階層構造を復習しておくこと.

10.メモリ階層構造(3)
 準備学習:前回学習したメモリ階層構造を復習しておくこと.

11.最新の計算機の事例
 準備学習:スーパコンの現状を調べておくこと

12.パイプラインとメモリ階層を意識したプログラミング(1)
 準備学習:必ず,自分でプログラミングしてみること

13.パイプラインとメモリ階層を意識したプログラミング(2)
 準備学習:必ず,自分でプログラミングしてみること

14.学習内容の振り返り
  準備学習:期末試験で解けなかった問題の解き方を考えておく

<成績評価方法>
試験およびレポート課題によって到達目標に照らして,
6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で評価し,D以上の者に単位を認める.

<教科書>
指定教科書なし

<参考書>
講義内にて紹介する.

<オフィスアワー>
月曜3限,田中輝雄居室(A2477)で行う.
あるいは,teru@cc.kogakuin.ac.jpに連絡し,日程を調整すること.

<学生へのメッセージ>
講義でわからなかったことは講師あるいはSAに質問し,不明点,疑問点は溜めないこと


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