2016年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科

環境工学(Environmental Engineering)[4L27]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
原田 省三 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/10/27

<授業のねらい>
1.多岐に及ぶ環境問題の内容を網羅的に理解する。
2.温暖化問題を理解しその内容を考察する。
3.再生可能エネルギーについてその仕組みと特性を知る。
4.再生可能エネルギーの問題点を考察する。
5.これらを通じて、問題に向かうとき、理工系大学生として科学的な根拠のもとで合理的な判断ができるための手順を身につける。

<受講にあたっての前提条件>
高校物理程度の力学,熱力学の知識があること

<具体的な到達目標>
1.現在どのような環境問題があり、何が原因で何に影響を与える危険があるかを説明できる。
2.地球温暖化の要因について考察しその内容につき具体的な説明ができる
3.環境問題で取り上げる事象に矛盾があるか否かを,エネルギー保存則,質量保存則を用いて判断できる能力を獲得する。
4.再生可能エネルギについてその仕組みと特性を説明できる。
5.再生可能エネルギーの性能を物理法則を用いて評価できる。

<授業計画及び準備学習>
1.環境問題の現状その1
2.環境問題の現状その2
3.環境問題の現状その3
4.問題提起とディスカッション。結果のレポート
5.再生可能エネルギーの問題点その1
6.再生可能エネルギーの問題点その2
7.再生可能エネルギーの問題点その3
8.問題提起とディスカッション。結果のレポート
9.運輸部門における環境問題
10.廃棄物,排熱,エントロピー
11.地球温暖化問題再考
12.地球温暖化問題再考
13.問題提起とディスカッション。結果のレポート
14.学習内容の振り返り

準備学習
各回共通
新聞やテレビ、ネット上にみられる地球環境問題やエネルギー問題、再生可能エネルギーにまつわる話題を少なくとも一つは用意してくる。授業時間中に教員が無作為に学生を指名し、指名された学生は5分間話題を提供する。

<成績評価方法>
授業に出席することは成績評価のための前提となる。合否は毎時間に行う話題提供の内容25%、ディスカッションの発言内容25%、レポートの内容50%の重みづけで評価し、60点以上を合格とする。

<教科書>
指定教科書なし

<参考書>
指定参考書なし

<オフィスアワー>
メールで随時受付

メールアドレス
h-harada@ga2.so-net.ne.jp

<学生へのメッセージ>
きっと今までの環境問題の概念が大きく揺らぎます。


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