2016年度工学院大学 建築学部
近代建築史(History of Modern Architecture)[2A12]
2単位 大内田 史郎 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 国内外の近代建築のデザイン、空間構成及び建築理論に関する歴史的な動向について、具体的な作品を通して学びます。
- <受講にあたっての前提条件>
- 入門的な授業のため前提条件は特にありません。
- <具体的な到達目標>
- 国内外の近代建築に関する基礎的な知識(建築作品、建築家、建築理論)を習得することを目標とします。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.ガイダンス、近代建築の始まり(新古典主義、アーキテクトとエンジニア)
2.20世紀初頭の動き(1)(アーツ・アンド・クラフツ、アール・ヌーヴォー、ゼツェション、A.ロース) 3.20世紀初頭の動き(2)(ドイツ工作連盟、ドイツ表現主義、デ・スティル、未来派、ロシア構成主義) 4.F.L.ライトと戦前のアメリカの建築(シカゴ派、L.サリヴァン、アール・デコ) 5.L.コルビュジェの建築と理論(1)(戦前の作品を中心とする) 6.M.v.d.ローエとバウハウス(W.グロピウス) 7.A.アアルトと北欧の建築(E.G.アスプルンド) 8.国内の近代建築の始まり(J.コンドルからの系譜) 9.L.コルビュジェの建築と理論(2)(戦後の作品を中心とする) 10.L.コルビュジェの弟子達の活躍(坂倉準三、前川國男、吉坂隆正、J.L.セルト、O.ニーマイヤー) 11.戦後のアメリカのモダニズム建築(L.カーン、ニューヨーク・ファイブ、ポストモダン) 12.戦後のヨーロッパのモダニズム建築(J.スターリング、ハイテック、デコンストラクション) 13.戦後の国内のモダニズム建築(丹下健三、槇文彦、メタボリズム、安藤忠雄) 14.学習内容の振り返り
準備学習:毎回、講義のレジメをキューポートにアップロードしますので、各自そのレジメを必ずダウンロードして熟読した上で授業に臨んでください。
- <成績評価方法>
- 期末試験によって評価し、90点以上:A+、80点台:A、70点台:B、60点台:C、50点台・40点台:D、40点未満:Fとする。
- <教科書>
- なし
- <参考書>
- 桐敷真次郎:『近代建築史』, 共立出版, 2001
鈴木博之(編著):『近代建築史』, 市ヶ谷出版社, 2008 藤岡洋保:『近代建築史』, 森北出版, 2011 その他、授業に関連した参考書は随時紹介する。
- <オフィスアワー>
- ・火曜日 17:30〜18:30 八王子校舎3号館3310室
- <学生へのメッセージ>
- 近代建築史に関する知識は、建築設計の課題に取り組む上でも大いに役立ちますので、積極的に受講してください。
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2016 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|