2016年度工学院大学 建築学部

歴史の見方(Introduction to History)[1D11]

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2単位
塚本 剛 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/10/27

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
現代世界の諸問題を歴史的に捉える見方を学び、世界史的な視点から多面的に思考する力を身に付ける。また、過去に学ぶことの意義を理解する。

<受講にあたっての前提条件>
特に無し。

<具体的な到達目標>
1.歴史的な視点で、ものごとを考えることの重要性を理解できる。
2.自分の意見や疑問を、分かりやすく文章にまとめることができる。
3.自分で調べたこと、考えたことを、伝えるコミュニケーション能力を修徳することができる。

<授業計画及び準備学習>
第1週 [ガイダンス]授業方針・内容について説明。課題レポートの書き方を学ぶ。
      準備学習:シラバスをきちんと読んでおくこと。
第2週 [「歴史」とは何か]歴史認識や歴史学とは何かということについて学ぶ。
      準備学習:博物館等の見学、及びレポートの作成を行うこと。その際、科学博物館はさけること。
第3週 [歴史学と考古学]歴史学と考古学との関係について学ぶ。
      準備学習:上記に同じ。
第4週 [文明とは何か(その1)]様々な歴史的視点から文明の本質とあり方について学ぶ。
      準備学習:上記に同じ。
第5週 [文明とは何か(その2)]同上。
      準備学習:上記に同じ。
第6週 [文明とは何か(その3)]同上。
      準備学習:上記に同じ。
第7週 [文明とは何か(その4)]同上。
      準備学習:上記に同じ。
第8週 [科学と歴史認識(その1)]科学はどう認識されてきたか、その問題点について学ぶ。
      準備学習:上記に同じ。
第9週 [科学と歴史認識(その2)]科学技術と歴史との関係について学ぶ。
      準備学習:上記に同じ。
第10週 [科学と歴史認識(その3)]同上。
      準備学習:上記に同じ。  
第11週 [現代を捉える視点]現代世界を歴史的な観点から考えることの有用性を学ぶ。
      準備学習:授業ノートの整理・復習を行うこと。
第12週 [文学と歴史]文学と歴史との関係について考える。
      準備学習:課題レポートを完成させてくること。
第13週 [フォークロアと歴史]民俗学と歴史学との関係について学ぶ。
      準備学習:前回の授業の復習を行うこと。
第14週 [まとめ]授業内試験
      準備学習:全授業内容の総復習を行うこと。

*なお、受講生の興味の方向性ヴィヴィッドに合わせるため、適宜授業内容を変更することがあるので、了解されたい。

<成績評価方法>
授業内試験である。授業にきちんと出席することが、まず大前提である。学期末の筆記試験(80点満点)と平常点(20点満点)で総合的に評価し、60点以上の者を合格とする。(2015年度以降入学の学生については、GradeD以上を合格とする。)

<教科書>
使用しない。授業に必要な資料は、プリントで配布する。

<参考書>
『世界史の誕生』 岡田英弘 1992年 筑摩ライブラリー

<オフィスアワー>
授業の前後の休み時間、教員室で

<学生へのメッセージ>
良好な授業環境の保持にご協力下さい。授業の進行を妨げる者には単位を与えないので留意するように。


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