2016年度工学院大学 建築学部
△微分積分I(Calculus I)[3210]
2単位 上江洲 弘明 非常勤講師
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 1変数関数の微分・積分について,基本的な事柄の習得を目指す.
- <受講にあたっての前提条件>
- 高校において最低限,高校数学の「数学U」「数学B」までを一通り学習していることを前提とする.
- <具体的な到達目標>
- (1) 1変数関数の微分積分の基本的な計算ができる.
(2) 微分積分を利用した1変数関数の多項式近似問題が解決できる. (3) 1変数関数の極値問題が解決できる. (4) 1変数関数の求積問題が解決できる.
- <授業計画及び準備学習>
- 第1回 関数の極限と連続性
準備学習: 教科書にざっと目を通し,これからどのような学習をするのか見ておくこと.
第2回 微分の定義 準備学習: 関数の極限と連続性に関する問題を解き,当該部分の教科書とノートを見て復習すること.
第3回 初等関数の微分 準備学習: 微分の定義について再確認し,当該部分の教科書とノートを見て復習すること.
第4回 合成関数の微分 準備学習: 初等関数の微分に関する問題を解き,当該部分の教科書とノートを見て復習すること.
第5回 テイラー展開 準備学習: 合成関数の微分に関する問題を解き,当該部分の教科書とノートを見て復習すること.
第6回 極値 準備学習: テイラー展開に関する問題を解き,当該部分の教科書とノートを見て復習すること.
第7回 曲線の概形 準備学習: 極値に関する問題を解き,当該部分の教科書とノートを見て復習すること.
第8回 前半の学習成果の確認(授業内試験) 準備学習: 第1回から第7回までのすべての単元について復習すること.
第9回 不定積分 準備学習: 教科書にざっと目を通し,これからどのような学習をするのか見ておくこと.
第10回 置換積分 準備学習: 不定積分に関する問題を解き,当該部分の教科書とノートを見て復習すること.
第11回 部分積分 準備学習: 置換積分に関する問題を解き,当該部分の教科書とノートを見て復習すること.
第12回 有理関数の積分 準備学習: 部分積分に関する問題を解き,当該部分の教科書とノートを見て復習すること.
第13回 広義積分 準備学習: 有理関数の積分に関する問題を解き,当該部分の教科書とノートを見て復習すること.
第14回 学習内容の振り返り 準備学習: 今までの学習課題の中で解けなかった問題を復習し,当該部分の教科書とノートを見て確認すること.
- <成績評価方法>
- 成績は授業期間内に実施する中間試験35%,試験期間に実施する期末試験35%,課題30%で評価する.Grade D以上の者に単位を認める.
ただし,2014年以前の入学者は授業期間内に実施する中間試験35%,試験期間に実施する期末試験35%,課題30%で100点満点で採点し,60点以上の者に単位を認める.
- <教科書>
- 長谷川研二 他「理工系のための微分積分」培風館
- <参考書>
- 高木悟 他「理工系のための基礎数学」培風館
- <オフィスアワー>
- 授業の前後に講師室にて
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