2016年度工学院大学 建築学部建築デザイン学科

中国語II(Chinese II)[5N22]

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2単位
烏 之玲 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/10/27

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
中国語Tを一通り学習し終えた後、中級へと進む際に考えなくてはならないのは、基本的文法項目の確認であろう。もちろん読み書き以外にも、聞き取りや会話の能力を総合的に高めていくために、それらを相合に連動させて練習する必要がある。この授業では、中国語学習の基礎である発音を正しくマスターしているかどうか、再点検した上で、理解の難しい文法事項を徹底的に整理し、重要なフレーズを繰り返し練習し、あわせて使用頻度の高い単語の量も増やしながら、日常生活に結びついた場面を想定し、実践的な中国語能力の向上を目指す。また初級中国語で培った中国語の土台を強化して着実に会話と文法の総合力を高めることである。

<受講にあたっての前提条件>
中国語1を履修し、合格した学生、および同等の学力があり、中国語、文化に興味のある学生。

<具体的な到達目標>
1-中国語の文章を正確に発音できる。
2-中国語の中級文法を理解し、活用できる。
3-中国語で様々な場面での会話ができる。
4-日記を書くなどの作文ができる。

<授業計画及び準備学習>
●前期授業内容紹介:
1.オリエンテーション。名詞述語文(肯定・疑問)。自分の家族の年齢を言えるようにする。
2.前回の復習。文法に関するタスク。時間・曜日・金額等々を言えるようにする。関連の数詞を復習。
3.第一週と第二週の練習の上、動詞述語文(肯定・否定・疑問)の演習。
4.所在文・所有文・指示詞の演習。
5.動作の場所・動作の帰着点を表すことば。
6.形容詞述語文(肯定・否定・疑問)の演習。
7.前回の復習。人物・建物・自然現象等々の特徴・性質を表現する演習。
8.中国語の主述述語文(肯定・否定・疑問)の演習。
9.連体修飾語、連用修飾語、構造助詞“的”の紹介と練習。
10.補語の種類と用法の紹介と練習。数量補語、結果補語、程度補語、方向補語、可能補語など。
11.省略疑問文、反復疑問文の紹介と練習。指示代名詞、中心語の省略の紹介と練習。
12.前回の復習。文法に関するタスク。人称代名詞の復習。
13.全体の復習と定期試験の準備。
14.全体の復習と定期試験の準備。
15.前期学習成果の確認(定期試験)。
●後期授業内容紹介:
1.後期授業のオリエンテーション。前期授業の復習及び中国語に関する質問について答える。完了態、変化態、持続態、進行態、経験態などの紹介と復習。
2.形容詞述語文における比較表現、長さの単位、四季と寒暑、数え方の紹介と復習。
3.名詞述語文における曜日の言い方、時刻の言い方、金額の言い方などの紹介と復習。
4.連体修飾語の語順と連用修飾語の語順に関する紹介と復習。
5.程度補語と目的語の紹介と復習。球技のいろいろ。程度補語のたずね方とこたえ方。
6.数量補語と目的語の紹介と復習。数量補語と語気助詞“了”の使い方の紹介と復習。
7.結果補語と目的語の紹介と復習。結果補語のたずね方とこたえ方。
8.中国語の主述述語文(肯定・否定・疑問)の復習。
9.構造助詞“的”の紹介と復習
10.補語の五大種類における用法の復習と総合復習。
11.前回授業内容を把握しているか否かの確認として、プリント答案を書いて提出する。
12.兼語文の紹介。全体の復習と定期試験の準備。
13.全体授業内容の復習と定期試験の準備。及び中国語口語による自己紹介の訓練学習。
14.全体の復習と定期試験。授業内容を把握しているか否かの確認として、実践と研究レポートを提出。
15.後期学習成果の確認(定期試験)。前期と後期の総合復習。

<成績評価方法>
評価は、2回の期末試験と小テストをそれぞれ50:50の比重で配点し総合評点が60点以上を合格点とする。ただし、試験の点数が60点未満だが毎週の演習問題の得点が60点以上の者にはレポート提出を認め、レポートの内容が単位認定相当と判断される場合には最終成績を60点とする。また、中国語授業に対する勉強の積極性、授業態度など総合的に考えて行なう。

<教科書>
書名:『ポイント学習中国語初級』(最新カラー版)、大石智良・千野明日香・鈴木靖など共著、発行:東方書店

<参考書>
指定参考書なし。

<オフィスアワー>
当授業の教室にて、授業の前後、中国語に関するご質問を承ります。

<学生へのメッセージ>
毎回授業後の復習および授業前の予習を望む。専用筆記ノート一冊を用意し、毎回の追加プリントを整理整頓、ファイリングしなさい。

<備 考>
★中国語実用会話・中国文化・歴史・政治・経済・社会・環境等知識を自然に身につけるために、映像等を通して紹介して行きます。勿論、積極的に勉強して頂き、小テストを行い、積極的に中国語で会話し、特に中国語の授業時間外での準備と学習(予習・復習)が望む。

<参考ホームページアドレス>
中検)http://www.chuken.gr.jp ;http://www.handacademy.net/ http://www.excite.co.jp/word/chinese


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