2016年度工学院大学 建築学部建築デザイン学科
商業インテリア(Commercial Interior Design)[5E22]
2単位 塩見 一郎 教授
- <授業のねらい>
- 現在の商業インテリアの領域は商環境にとどまらず、オフィスや学校、病院、公共施設等、多岐にわたっています。その中で、実際のインテリアデザイナーがどのような視点で仕事をしているのか、具体的な事例を調査・分析し、優れた空間デザインの手法を考察する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 3年前期に建築デザイン演習を履修すること
- <具体的な到達目標>
- ・作品を通して、商業インテリアデザインの領域やデザイン手法を理解する
・実務としてのインテリアデザインのプロセスを知る
- <授業計画及び準備学習>
- 1:ガイダンス/商業インテリアのカテゴリー
見るべきショップの解説 2:商業空間のデザインの変遷 3:食空間 準備学習:『商店建築』で飲食空間を調べる 4:リテイル空間 準備学習:『商店建築』でリテリアル空間を調べる 5:サービス空間 準備学習:高級ホテルを体験しておく(ロビーのみでも可) 6:今、百貨店を考える 準備学習:伊勢丹を見ておく 7:デザイナーなきデザインの魅力 8:広がりを見せるインテリアデザインの領域 ◉レポート提出 9:レポート発表/ディスカッション 10:日本を取り巻くアジアの現状と世界の商空間 11:デザインのプロセス@ 12:デザインのプロセスA ◉レポート提出 13:レポート発表/ディスカッション 14:学習内容の振り返り
- <成績評価方法>
- レポート2回提出
それぞれ100点満点で評価し、合計平均60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 指定教科書なし
- <参考書>
- 『商店建築』/商店建築社
『CASA BRUTUS』/マガジンハウス
- <オフィスアワー>
- 月曜 11:00〜12:00 新宿校舎 #2513
- <学生へのメッセージ>
- 工学院大学は、日本でも有数の商業エリアである新宿にあります。積極的に街に出て実際の商業インテリアを体験してください。
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