2016年度工学院大学 建築学部建築デザイン学科

商業インテリア(Commercial Interior Design)[5E22]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
塩見 一郎 教授  
最終更新日 : 2016/10/27

<授業のねらい>
現在の商業インテリアの領域は商環境にとどまらず、オフィスや学校、病院、公共施設等、多岐にわたっています。その中で、実際のインテリアデザイナーがどのような視点で仕事をしているのか、具体的な事例を調査・分析し、優れた空間デザインの手法を考察する。

<受講にあたっての前提条件>
3年前期に建築デザイン演習を履修すること

<具体的な到達目標>
・作品を通して、商業インテリアデザインの領域やデザイン手法を理解する
・実務としてのインテリアデザインのプロセスを知る

<授業計画及び準備学習>
1:ガイダンス/商業インテリアのカテゴリー
見るべきショップの解説
2:商業空間のデザインの変遷
3:食空間
  準備学習:『商店建築』で飲食空間を調べる
4:リテイル空間
  準備学習:『商店建築』でリテリアル空間を調べる
5:サービス空間
  準備学習:高級ホテルを体験しておく(ロビーのみでも可)
6:今、百貨店を考える
  準備学習:伊勢丹を見ておく
7:デザイナーなきデザインの魅力
8:広がりを見せるインテリアデザインの領域
  ◉レポート提出
9:レポート発表/ディスカッション
10:日本を取り巻くアジアの現状と世界の商空間
11:デザインのプロセス@
12:デザインのプロセスA
 ◉レポート提出
13:レポート発表/ディスカッション
14:学習内容の振り返り

<成績評価方法>
レポート2回提出
それぞれ100点満点で評価し、合計平均60点以上を合格とする。

<教科書>
指定教科書なし

<参考書>
『商店建築』/商店建築社
『CASA BRUTUS』/マガジンハウス

<オフィスアワー>
月曜 11:00〜12:00 新宿校舎 #2513

<学生へのメッセージ>
工学院大学は、日本でも有数の商業エリアである新宿にあります。積極的に街に出て実際の商業インテリアを体験してください。


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