| 2016年度工学院大学 建築学部建築学科
 
 
△運動・スポーツ総論(General Studies of Exercises and Sports)[4L20]
 2単位
 数馬 広二 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
<授業のねらい>私達にとって、運動・スポーツは、かけがえのない文化の一つであることをより幅広く理解する。外国における考え方やスポーツ文化をみる一方で、日本における身体文化の大切さを理解する。
 スポーツの倫理観や道徳を理解する。
 プレゼンテーションを行うことでコミュニケーション能力を養う。
<受講にあたっての前提条件>特になし。<具体的な到達目標>半期間の履修を通し、運動やスポーツのいとなみが、世界の文化の一つであることをより幅広く理解できる。また外国における考え方やスポーツ文化をみる一方で、日本における身体文化の大切さを理解することができる。
 この授業では、運動やスポーツの文化的側面に関する素養を高め、自らの考えをプレゼンテーションする場を体験し、自らのコミュニケーション能力を養うことができる。
<授業計画及び準備学習><授業計画及び準備学習>1.[ガイダンス]授業計画と評価の仕方、プレゼンの準備の説明
 身心一元論と心身二元論
 △準備学習 デカルトの身心論について予習しておく。
 
 2.[あそびとスポーツ]あそびの概念/スポーツの分類
 △準備学習:「sport」の語義について調べておくこと。
 
 3.[運動学習について@]〜初心者の上達と身体感覚
 △準備学習:「上達曲線」について調べておくこと。
 
 4.[運動学習についてA]〜「体力」「姿勢」「スキル」「たくみ」「学習の転移」「運動の3局面」
 △準備学習:「体力」「たくみ」という漢字とその意味を調べておく。
 
 5.[「オリンピック」というイベントの歴史と考え方]
 古代オリンピックの遺跡、2020年東京オリンピックに向けて
 △準備学習:前回オリンピック大会の種目数・参加人数を調べておくこと
 
 6.[稽古論:日本的トレーニングの方法論]〜「守・破・離」や「型」について(視聴覚教材を通して)〜
 △準備学習:「型」の語義について調べておくこと。
 
 7.[免許制度:わざの伝承]
 △準備学習:日本の芸道の免許制度について調べておく。
 
 8.[ストレス回避に必要な「あそび」@]
 .精神の安定と運動(A型スクリーニングテスト)
 △準備学習:自分の得意なスポーツ・不得意なスポーツを知っておくこと。
 
 9.[身体と健康について] .[身体運動の量と効果](年齢と運動量)
 △準備学習:自分の平常時の「体重」、「身長」、「スポーツ・運動の頻度」「心拍数」を把握しておく。
 
 10.[健康とは]WHO「健康の定義」
 「養生」・・長生きをする仙人の呼吸。ハラを意識した呼吸法。年齢による歩き方の変化。
 △準備学習:上虚下実(じょうきょかじつ)について調べておく。
 
 
 11.[1回目 グループ内・プレゼンテーション]
 △準備学習:発表pptおよび発表原稿を作成のこと。
 
 12. [けがをしないスポーツ]ストレッチ運動、準備運動 熱中症 人工呼吸法 RICE法
 △準備学習:安全にスポーツをするための施設整備について、および、怪我をした経験と対処方法
 を100字以内で書く準備をしておくこと。
 
 13.[2回目 グループ内・プレゼンテーション]
 △準備学習:修正版の発表pptおよび発表原稿を作成のこと。
 
 14.学習成果の確認(代表者プレゼンテーション)
 △準備学習:前回までの総復習を行うこと。
<成績評価方法>原則としてプレゼンテーション2回の内容(pptの完成度)と出席点で最終成績を評価する。60点以上の者に単位を認める。ただし、試験の点数が50点以上60点未満の場合、毎週授業中の小レポートの内容が単位認定相当と判断される場合には最終成績を60点とする。<教科書>特に指定教科書はなし。授業時にプリントを配布します。<参考書>特に指定参考書はなし。授業中に紹介します。<オフィスアワー>新宿校舎は月曜日(13時〜13時30分)に高層棟2717保健体育科事務室へ来室するか、連絡をしてください。八王子校舎は火曜日(13時〜13時30分)に体育館教員控室に来室するか連絡をしてください。
<学生へのメッセージ>プレゼンテーションは2回行います。評価ではプレゼンテーション用のpptを重視します。小レポートでは、漢字を使用しきれいに書くこと。出席は電子登録以外は評価しないことを原則とします。 
 
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