2016年度工学院大学 建築学部建築学科
○建築演習(Architectural Studio)[3H14]
2単位 山下てつろう 教授 [ 教員業績 JP EN ] 横山 計三 教授 [ 教員業績 JP EN ] 山下 哲郎 教授 [ 教員業績 JP EN ] 富樫 英介 准教授 金箱 温春 特別専任教授 [ 教員業績 JP EN ] 小野里 憲一 教授 [ 教員業績 JP EN ] 石田 亨 非常勤講師 鈴木 啓 非常勤講師 木下 洋介 非常勤講師 小坂 幹 非常勤講師 熊野 直人 非常勤講師 船越 康弘 非常勤講師 山門 和枝 特任助教 井田 寛 非常勤講師
- <授業のねらい>
- 建築学科の学生を対象とした本演習では,建築の設計を総合的な視点で進められるよう,計画・構造・設備の各担当教員グループと学生グループにより取り組む。
- <受講にあたっての前提条件>
- 建築設計3までを取得しておくことが望ましい。
- <具体的な到達目標>
- 建築の,構造・設備・計画を総合的に理解した設計を,個人あるいはグループで行うことができることが到達目標である。
- <授業計画及び準備学習>
- 別途,学科で当該年度用の「建築設計課題および案内」を発行する。そのなかに課題の趣旨,スケジュール,提出図面等が載っているので,これに基づいて授業を進める。毎週休まずに出席することが単位認定の最低条件である。
01:課題説明「屋内スポーツ施設」 ・各分野レクチャー:建築計画・構造計画・設備計画 準備学習:2年次までの構造・設備・計画の各分野の内容について復習しておくこと 02:個人エスキス 準備学習:エスキス内容をA3用紙にまとめる 03:個人エスキス 準備学習:エスキス内容をA3用紙にまとめる 04:個人発表・講評 準備学習:配置図・平面図・断面図・架構のイメージなどを所定の用紙にまとめる 05:グループ発表・グループ会議 準備学習:各自の案について自己評価しておく 06:グループエスキス 準備学習:グループ毎にエスキス内容をまとめる 07:中間発表・講評1 準備学習:建築計画・構造計画・環境設備計画の基本方針 配置・平面・断面図、構造・環境設備のシステム説明図 架構の部分模型など 08:構造補講・環境・設備補講 ・グループエスキス 準備学習:グループ毎にエスキス内容をまとめる 09:グループエスキス 準備学習:グループ毎にエスキス内容をまとめる 10:中間発表・講評2 準備学習:建築計画・構造計画及び環境設備計画の提案 配置図、平面図、断面図 構造計画、環境設備計画の説明図 11:プレゼン講義(石田)・グループエスキス 準備学習:グループ毎にエスキス内容をまとめる 12:図面提出 準備学習:建築計画・構造計画・環境設備計画全般の完成案 配置図、平面図・立面図・断面図 パース、コンセプト図、計画・構造・環境の説明図 模型製作チェック 13:課題提出・最終講評 準備学習:1/300〜1/500程度の建築模型、1/100の架構模型 14:学習内容の振り返り
- <成績評価方法>
- 毎回授業では,一週間の成果提出が求められる。その内容・発表能力と出席状況など,学習過程(数回にわたる提出図面)の評価をふまえ,最終提出課題にて担当者全員による合議で決定する。皆勤が条件であるので,理由もなく欠席すると,減点されることがある。
中間提出が未提出の者は,最終提出を認めないので注意すること。
- <教科書>
- 特に指定せず必要に応じて資料を配布する。
- <参考書>
- 建築設計資料集成(丸善),建築関係の雑誌(新建築,GA JAPAN,A+Uなど),建築家の作品集,
建築設計優秀作品集
- <オフィスアワー>
- 毎週水曜日17:30-18:00
新宿キャンパスA-2617室
- <学生へのメッセージ>
- 各自の今後の進むべき道を見いだせるよう,またこれまで学んできたことを総合的に理解できる機会でもあるので,大いに頑張って力を付けて欲しい。最も総合的な能力の付く学習段階であり,建築に関わることの苦しさもさることながら,楽しさを知って欲しい。
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