2016年度工学院大学 建築学部建築学科
建築・まちづくり演習(Advanced Architectural and Urban Design and Planning S tudio)[3H12]
3単位 木下 庸子 教授 [ 教員業績 JP EN ] 藤木 隆明 教授 [ 教員業績 JP EN ] 西森 陸雄 教授 [ 教員業績 JP EN ] 星 卓志 教授 [ 教員業績 JP EN ] カーニー マイケル 准教授 [ 教員業績 JP EN ] 金箱 温春 特別専任教授 [ 教員業績 JP EN ] 小川 真樹 非常勤講師 沢瀬 学 非常勤講師 山門 和枝 特任助教
- <授業のねらい>
- 以下の知識と理解力を達成する。
・敷地、課題テーマから、自分で建築のプログラムを組み上げることができるようになる。 ・建築の設計に独自の視点とコンセプトを持てるようになる。 ・各自の専門分野の知識を設計に反映できるようになる。 ・対象となる敷地に関する深い知識と観察力をもてるようになる。 ・公共性の高い建築が周辺都市や社会と密接な関係になることを理解する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 建築デザイン演習を受講していること。
- <具体的な到達目標>
- 前半ではグループごとに対象エリアのサーベイを行い、市街地の抱える問題を分析、提起できるものとする。
後半はスタジオ・ユニット制としてユニットごとに異なる課題を設定、前半で分析、提起した問題を集合住宅の設計に適用する。
- <授業計画及び準備学習>
- 第 1回:課題出題
ガイダンス、課題出題、「まちづくり方針の立案」についてのミニレクチャー。 現地調査、地区模型作業のグループ分け、模型作成のルール作りを行なう。 準備学習:対象地区についての事前調査。
第 2回:地区模型を完成させる。 現地調査作業を継続する。 準備学習:対象地区の現地調査のまとめ。
第 3回:現地調査の報告を行なう。 まちの評価ワークショップを行なう。 準備学習:まちの評価をグループごとにまとめる。
第 4回:まちづくり方針立案のグループワークを行なう。 準備学習:まちづくり方針立案をグループごとにまとめる。
第 5回:まちづくり方針立案の発表、講評。 スタジオ・ユニット課題説明 ユニット分け、ユニットごとの設計作業開始。 準備学習:地形、住んでいる人、緑地、公共施設などを確認する。
第 6回:建築条件等の分析を行なう。 地形、住んでいる人、緑地、公共施設の位置等々に着目する。 ユニットごとのエスキスチェック及び設計作業を行なう。 準備学習:集合住宅のコンセプトを構築し、住棟設計及び都市機能の設計をプレゼンテーション図面 にまとめ、模型を作成する。
第 7回:第一回課題提出(集合住宅の住棟設計及び都市機能の設計)、採点、講評。 準備学習:プレゼンテーションのブラッシュ・アップを行なう。
第 8回:ブラッシュ・アップ図面による講評会、採点。 準備学習:構造形式を検討し、模型を作成する。
第 9回:構造レクチャー。 ユニットごとのエスキスチェック及び設計作業を行なう。 準備学習:ユニットにより指示。
第10回:ユニットごとのエスキスチェック及び設計作業を行なう。 準備学習:ユニットにより指示。
第11回:ユニットごとのエスキスチェック及び設計作業を行なう。 準備学習:集合住宅の設計を、住戸の詳細設計とともにプレゼンテーション図面にまとめ、模型を作成 する。
第12回:第二回課題提出(集合住宅の設計及び住戸の詳細設計)、採点、講評。 準備学習:プレゼンテーションのブラッシュ・アップを行なう。
第13回:ブラッシュ・アップ図面による講評会、採点。プレゼンテーションアドバイス。 準備学習:更なるブラッシュ・アップを行なう。
第14 回:建築・まちづくり演習Aとの合同講評会(学習内容の振り返り)
- <成績評価方法>
- 提出された課題とプレゼンテーションの明快さ、デザイン性により評価する。設計作業は基本的に積み上げが重要であるため、準備作業と出席は必須。各提出物は基本的に、まちづくり方針立案20%、第一回課題提出+ブラッシュ・アップを30%、第二回課題提出+ブラッシュ・アップを50%のウエイトとする。建築総合演習IAとの合同講評会で発表したものは加点対象とする。
- <教科書>
- 指定教科書なし
- <参考書>
- 新建築集合住宅特集、建築資料集成ほか
- <オフィスアワー>
- 水曜日 13:00〜13:30 9階設計準備室
- <備 考>
- テーマによっては専門分野の外部講師を招いて講義いただく。
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