2016年度工学院大学 建築学部建築学科
イギリス留学建築デザインB(Architectural Design B for the Special Program of Study in England)[0403]
3単位 西森 陸雄 教授 [ 教員業績 JP EN ] 冨永 祥子 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- 人間の営みを包み込み、かつ都市の景観を構成する大きな建築も、そのプロポーションや美しさの原点は、実はディテールにある。そのディテールについて学んだ上で、歴史と現代が同居するカンタベリーの街を、ディテールという視点を通じて観察することを体験し、建築や都市を学ぶ学生として専門的な視点をもたせることをねらいとする。
- <受講にあたっての前提条件>
- 1、当該年度のカンタベリーハイブリッド留学プログラムに参加が決定していること。
2、2年次終了時に3年次科目履修条件を満たしている事。且つ2年次までの必修科目を全て履修していること。
- <具体的な到達目標>
- 建築/インテリアを構成するかたちの理由を理解できるようになる。 求められる機能や材料の特質、そして施工の合理性などを理解した上で、「デザイン」を形にするための手法について、基礎的な知識を身につける。カンタベリーの街をディテールの視点で観察することによって、街の変遷の歴史などを理解できるようになる。
- <授業計画及び準備学習>
- 前半の授業では建築ディテールの基礎を学ぶ。木造、鉄骨造、RC造などの構造別、又は矩計図、平面詳細図などの図面の種類などについて解説する。その後はカンタベリーの街を歩いてテーマごとにディテールを探し、それに解説をつけてレポートにまとめる。
1日目、建築ディテール講義1,2,3 2日目、建築ディテール講義4,5,6 3日目、建築ディテール講義7.8/フィールドワーク準備講義 4日目、フィールドワーク+ワークショップ 5日目、ワークショップのプレゼンテーション 6日目、外部講師による講義とワークショップガイダンス 7日目、デザインワークショップ 8日目、デザインワークショップ
- <成績評価方法>
- 出席点を50点、プレゼンテーションを30点、デザインワークショップの作品を20点とし、合計100点満点中60点以上で合格とする。
- <教科書>
- 特になし
- <参考書>
- 特になし
- <オフィスアワー>
- 毎日 午後
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