2016年度工学院大学 建築学部まちづくり学科

建築情報処理I(Information Processing for Architecture I)[3H13]

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2単位
山下 哲郎 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
村上 正浩 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
横山 計三 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
近藤 龍哉 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
遠藤 和義 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
石田 航星 助教  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/10/27

<授業のねらい>
コンピュータを利用した情報処理は建築や環境・防災に関する実務や研究を行う上で必須となっている。本演習では、建築設計(AutoCAD)、都市計画、防災、環境・設備、建築構造、建築生産の各分野で用いられている情報処理技術のうち基本的な課題を実習し、技術習得の糸口とする。

<受講にあたっての前提条件>
特になし

<具体的な到達目標>
AutoCADをはじめとして、都市計画、防災、環境・設備、建築構造、建築生産各分野に用いる初歩的な情報処理技術を用いて課題程度の問題が解けるようになる。

<授業計画及び準備学習>
講義に臨む前に,資料や教科書を予め読んで予習することを前提として実施します。

1 ガイダンス(担当:山下哲)、AutoCAD:基本的な使い方と課題の説明(担当:石田)
準備学習:課題のファンズワース邸の構成を理解

2 AutoCAD:2次元の図面を描く(1) 平面図(担当:石田)
準備学習:基本的な2D作図用コマンドの使い方を復習

3 AutoCAD:2次元の図面を描く(2) 断面図、立面図(担当:石田)
準備学習:基本的な2D作図用コマンドの使い方を復習

4 AutoCAD:3次元のCGを作る(1) 平面図の上に3Dモデルを構築(担当:石田)
準備学習:3Dモデル作成用コマンドの使い方の予習

5 AutoCAD:3次元のCGを作る(2) レンダリング(担当:石田)
準備学習:レンダリング用コマンドの使い方の予習

6 都市計画・防災:GIS(地理情報システム)の基本操作(1)(担当:村上)
準備学習:配布資料をもとにGISの操作方法を復習し、演習課題を完成させておくこと。

7 都市計画・防災:GIS(地理情報システム)の基本操作(2)(担当:村上)
準備学習:配布資料をもとにGISの操作方法を復習し、演習課題を完成させておくこと。

8 建築環境:太陽位置の計算と表示(担当:横山)
準備学習:太陽方位に関連する文献を検索して予習し、受講後は疑問点をまとめて質問する。

9 建築環境:日射量の計算と表示(担当:横山)
準備学習:日射量に関連する文献を検索して予習し、受講後は疑問点をまとめて質問する。

10 建築構造:重回帰分析(色々な物を数式化する技術)(担当:近藤)
準備学習:配付資料をもとに演習課題を作成する。

11 建築構造:トラス橋を設計する(コンピュータで構造計画する)(担当:近藤)
準備学習:配付資料をもとに演習課題を作成する。

12 建築生産:PERT/CPMによる工程管理の概要とマイクロソフトプロジェクトの基本操作(担当:遠藤)
準備学習:2年次後期の「施工法」で扱った工程表の種類と特徴、工区分割の考え方についてよく理解しておくこと。

13 建築生産:マイクロソフトプロジェクトを使った工程管理の演習(担当:遠藤)
準備学習:配付資料をもとに演習課題を作成する。

14 学習成果の確認 準備学習:前回までの総復習を行う。

順序は変更する可能性があります。

<成績評価方法>
各担当者が出題する演習課題の総和平均を100点満点で評価し、合計60点以上の者に単位を認める。

<教科書>
指定教科書なし。
各担当者が授業時に適宜資料を配布する。

<参考書>
指定参考書なし。
各担当者が授業時に適宜指定する。

<オフィスアワー>
毎週13:10-13:40 (新宿)14階第1演習室にて

<学生へのメッセージ>
・演習室のPC台数の関係上、受講者数に制限があります。定員は68名です。履修希望者が定員を超過する場合は評定値をもとに履修者を決定しますので、履修できない場合があります。
・4月2日(土)の3年生オリエンテーションにて履修ガイダンスを行いますので、必ず出席してください。


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