2016年度工学院大学 第1部情報通信工学科
△Writing in English Advanced I[1B04]
1単位 和田 朋子 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- 本科目では、英語でライティングを行う技能を養う。想定されるコンテクスト(場面)としては、学会発表の応募のためのアブストラクト執筆や論文執筆などのアカデミックな場面およびプロジェクトの企画書作成などのビジネスコミュニケーションの場面の2種類があり、そのどちらも扱っていく。
- <受講にあたっての前提条件>
- 「Writing in English Basic I」および「Writing in English Basic II」で扱われる内容が既習であること。(上記にあてはまらないけれども本科目の履修を希望する学生は担当者にメールにて相談してください)
- <具体的な到達目標>
- 中級程度の英語(語彙・構文)で、専門分野ついて2000 words程度のレポートが書けること。具体的には英語の修辞技法として、「比較/対照」「説明」「報告」「定義/分類」「問題/解決」「原因/結果」を文脈に合わせて適宜使えるようになること。また、ビジネスコミュニケーションの場面についても、上記内容と同じくらいの難易度の内容の修得を行う。
- <授業計画及び準備学習>
- 毎週の授業には、指定された内容を予習をして臨む。授業では予習してきた内容を確認し、その内容をさらに深化・発展させるための講義および活動を行う。14回分の授業計画については、下記のようなスケジュールを想定している。
第 1回目 授業の進め方・準備学習の仕方・受講の心得についてガイダンス (準備学習)シラバスを熟読してくる
第 2回目 Academic Writingの全体構成を理解する (準備学習)モデル論文を読み、構成を分析してくる
第 3回目 Academic WritingのIntroduction/Thesis Statementの構成を理解する (準備学習)モデル論文のIntroductionを分析してくる
第 4回目 Literature Reviewとは何かを理解する (準備学習)モデル論文のLiterature Review部分を分析してくる
第 5回目 AnalysisとDiscussionの方法を理解する (準備学習)モデル論文のAnalysisとDiscussion部分を分析してくる
第 6回目 Conclusionの構成を理解する/論文のトピックを考える (準備学習)モデル論文のConclusion部分を分析してくる/モデル論文の議論の構造を整理してくる
第 7回目 自身のTerm Paperのトピックを構想する (準備学習)自身のTerm Paperのトピックの候補をいくつか挙げて、参考資料を集めてくる
第 8回目 自身のTerm Paperのトピックを決める (準備学習)自身のTerm Paperのトピックを決めて、問題意識・視点を整理してくる
第 9回目 Literature Reviewとしての構成を考える (準備学習)Literature Reviewを書く構成を考えてくる
第10回目 Introductionの構成を考える (準備学習)Introductionの構成を考えてくる
第11回目 Introductionを書く (準備学習)Introductionを書いてくる
第12回目 Literature Reviewを書く (準備学習)Literature Reviewを書いてくる
第13回目 Literature Reviewの修正 (準備学習)Literature Reviewを書いてくる
試験期間: Literature Reviewを完成を完成させて提出する
第14回目: 今期の授業内容の振り返り (準備学習)今学期に学んだことを振り返る
- <成績評価方法>
- 学期中に課される課題を評価する。
成績評価 = 毎回の課題提出(50%)+ 最終成果物(50%)
総合して60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 「はじめての英語論文:パターン表現&文例集(増補改訂版)」(すばる舎)
和田朋子 著
- <参考書>
- 特になし。
- <オフィスアワー>
- 火曜日 13:00 - 14:30、新宿校舎27階 A-2713にて
- <学生へのメッセージ>
- 事前の予習および課題の準備は必須です。また、辞書(できれば電子辞書)は必ず持参してください。
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