2016年度工学院大学 第1部情報通信工学科
インターネット論(Internet Engineering)[5L08]
2単位 淺谷 耕一 非常勤講師 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- インターネットの急速な普及により、社会における情報ネットワークの重要性が増している。インターネットは、あらゆる知的活動、産業活動、教育活動など様々な分野でツールとして定着しつつある。従来型のインターネットはQoSを保証しないベストエフォート型である。通信品質管理などテレコムの技術も取り入れたネットワークへと発展しつつある。本講義では、その基本となるインターネットの仕組みを理解することに焦点を当てる。ネットワーク構成、OSIプロトコルモデル、 アドレス体系、TCP/IP、 経路制御プロトコルなどの基礎知識を習得する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 情報通信ネットワーク論(前期)を習得しておくことが望ましい。
- <具体的な到達目標>
- インターネットの基礎概念、要素技術について理解する。
- <授業計画及び準備学習>
- 1 ITとは何か
2 インターネット概論 3 世界のICTの概要 4 インターネット発展の歴史 5 通信モデルとOSIモデル 6 コネクションレス型ネットワークとコネクション型ネットワーク 7 データグラム通信 8 サーバークライアントモデルとP2P モデル 9 ネットワークトポロジー 10 インターネットアクセス 11 インターネットプロトコル(IP) 12 ネーミングとアドレシング, ルーチング 13 TCP/UDP 14 学習内容の振り返り
- <成績評価方法>
- 試験で60点以上の者に対して単位が認定される。その他、小テスト、レポート、授業態度、出席等が考慮される場合もある。
- <教科書>
- 淺谷耕一、ネットワーク技術の基礎と応用、コロナ社刊
- <参考書>
- 適宜指定する。
- <オフィスアワー>
- 金曜日17時20分‐18時00分 講義終了後
- <学生へのメッセージ>
- ノートを取ることは理解への必須事項です。 関心のないと思われること、重要でないと思うことも残さずノートをとりましょう。
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