2016年度工学院大学 第1部情報通信工学科
セキュアシステム(Secure System)[5B12]
2単位 斉藤 典明 非常勤講師
- <授業のねらい>
- この講義を受けた学生は、情報システムの安定運用に必須なセキュリティ技術について理論と実践面から学び、情報処理技術者としての基本的な知識と心構えを身につける。
- <受講にあたっての前提条件>
- 情報ネットワークの基本構造を知っていること。
講義で習う知識を悪用しない心構えを持っていること。
- <具体的な到達目標>
- 情報セキュリティ技術の専門家として、セキュアな情報システムを企画・要件定義・開発・運用・保守するための知識を取得できる。
情報ネットワークの一利用者として、日々のネットワーク利用を安全に使うための知識を習得できる。 対外的には、情報セキュリテイスペシャリストを狙える知識を取得します。 (ただし、試験対策ではないので実際の資格取得には補強が必要。)
- <授業計画及び準備学習>
- (1)セキュアシステムの考え方
(2)情報システムにおける脅威 (3)電子メールにまつわる脅威 (4)電子ファイルにまつわる脅威 (5)リモートログイン・オンランサービスにまつわる脅威 (6)Webにまつわる脅威 (7)サイバー攻撃 (8)暗号技術によるセキュリティ対策 (9)ネットワークにおけるセキュリティ技術 (10)セキュリティレベルを維持し続ける運用 (11)セキュリティのための解析技術 (12)セキュアなシステムを実現するプログラミング技法 (13)セキュリティのための法律・ガイドラインとセキュリティへの取り組み (14)最先端セキュリティ技術の紹介と振り返り ほぼ毎回、出席点相当のレポートの提出があります。 講義の前に各テーマに対する、みなさんの心構えを書き、講義を聞いた後に、今後の 心構えについて書き、自己で振り返ってもらいます。 本講義は、復習は確実に実施する必要があります。 用語を覚えること、セキュリティの観点でネットワーク上の仕組みがどのように動作する のか振り返って理解してください。
- <成績評価方法>
- 出席+レポート+試験で評価。
点数配分は、レポート(合計50点)+最終レポート(50点満点)の合計100点満点。 合格基準は、出席80%以上+レポート60点以上。
- <教科書>
- 指定教科書なし。
- <参考書>
- 指定参考書なし。
講義終了後、講義資料をダウンロードしてください。 必要な引用先は記載してあります。
- <オフィスアワー>
- 講義の前後で非常勤講師室にて質問を受けます。
- <学生へのメッセージ>
- セキュリティ技術はこれからの時代必須となる項目です。
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