2016年度工学院大学 第1部情報通信工学科
○情報通信工学実験IV(Experiments in Information and Communications Engineering IV)[2H16]
2単位 大塚 裕幸 教授 [ 教員業績 JP EN ] 石塚 文則 非常勤講師 大須賀 威彦 非常勤講師 小西 義雄 非常勤講師 杉山 隆利 教授
- <授業のねらい>
- 情報通信工学の基本となる有線および無線による信号伝送手法および測定技術を理解する.
・実験手法を理解する.また実験を通じて,情報通信工学の理解度を向上する. ・実験結果と理論との比較検討を行うことにより,考察力を高める.
- <受講にあたっての前提条件>
- 電気回路,電磁気学の基礎を習得していること.
- <具体的な到達目標>
- 実験スキルを身に付けると同時に,実験結果に対する考察力を高める.
・実験器具を正確に扱える. ・実験データを正確に取得し,記録できる. ・実験結果を理論値と比較しながら考察できる.
- <授業計画及び準備学習>
- 実験は班ごとに分かれた,週単位のローテーションです.
1.実験に対する全体講義とガイダンス 2.分布定数回路 3.濾波器(フィルタ) 4.データ解析とレポート整理 5.LC発信器 6.同調増幅器 7.データ解析とレポート整理 8.AM変復調 9.FM変復調 10.データ解析とレポート整理 11.電磁ホーン 12.サセプタンス 13.データ解析とレポート整理 14.学習成果の振り返り
- <成績評価方法>
- 全課題について実験を行い,かつレポートを提出することが前提となります.
各レポートを100点評価で行う.全課題の平均評点が60点以上で合格とする.
- <教科書>
- 情報通信工学実験IV 実験指導書
初回ガイダンス時に販売します.(予価:1,200円)
- <参考書>
- 指定参考書なし.
ただし,それぞれの課題に関係する講義科目の教科書を参考にしてください.
- <オフィスアワー>
- 火曜日 12:50〜13:40 新宿校舎A−2277
- <学生へのメッセージ>
- 実験内容の予習をしておくと,実験がスムースに進みます.
翌週の提出が基本ですが,提出直前に取りかかるのではなく実験日のうちに仕上げるつもりで時間配分すること. 不十分な場合には再提出となりますので,じっくり考察して仕上げるよう工夫すること. 『後でできるから』と思っていると結局まとまらず,履修した時間が無駄になってしまうので注意すること.
- <備 考>
- 本科目は,総務省が認定する無線従事者長期養成課程の必須科目となっています.
本科目の単位を修得すると,各種の無線従事者資格を取得するための優遇措置を受けられます.
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2016 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|