△情報通信ネットワーク（Information and Telecommunications Networks）[1B10]

＜授業のねらい＞

情報通信ネットワークの基本的な技術について学習する。具体的なネットワークの事例としてテレコムネットワークとインターネットを取り上げる。インターネットの急速な普及により、社会における情報ネットワークの重要性が増している。インターネットは、あらゆる知的活動を行うためのツールとして定着しつつあるが、通信品質管理などテレコムの技術も取り入れたネットワークへと発展しつつある。本講義では、その基本となるテレコムネットワークとインターネットの仕組みを理解することに焦点を当てる。

＜受講にあたっての前提条件＞

「通信工学基礎」を履修していることが望ましい

＜具体的な到達目標＞

テレコムネットワークとインターネットを具体的事例として、情報通信ネットワークの基本的な技術を理解する。

＜授業計画及び準備学習＞

1　情報通信ネットワークの基礎
2　ネットワーク発展の歴史
3　通信とOSIモデル
4　ネットワークの機能と形態
5　デジタル伝送の基礎
6　デジタル符号化の基礎
7　テレコムネットワークの基礎（１）回線交換
8　テレコムネットワークの基礎（２）デジタル化
9　ネットワークアクセス
10　インターネットの基礎（１）下位層制御技術
11　インターネットの基礎（２）上位層制御技術
12　LAN
13　IP電話
14　学習内容の振り返り

＜成績評価方法＞

試験で60点以上の者に対して単位が認定される。その他、小テスト、レポート、授業態度等が考慮される場合もある。

＜教科書＞

淺谷耕一、ネットワーク技術の基礎と応用、コロナ社刊

＜参考書＞

大塚裕幸監修、基本からわかる情報通信ネットワーク講義ノート、オーム社刊

＜オフィスアワー＞

前期の月曜日、午前11時から午後1時、新宿校舎A2213室（先進ネットワークシステム研究室）