2016年度工学院大学 第1部情報通信工学科

宗教の見方(Introduction to Religious Studies)[4K02]

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2単位
田口 博子 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/10/27

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
前期の講義は、「宗教とは一体何なのか」という問題を、次にあげることがらを通して考察します。第一に人間と神的なものとのコミュニケーションの一形態である儀礼。第二に人間の行動を規制する戒律と道徳。第三に社会と宗教の関連。そして第四に死と死者の意味づけ。その際、重要なキーワードを選び出し、それについてビデオなどの映像を交えながら説明を加えます。

<受講にあたっての前提条件>
特にありませんが、初詣や七五三などふだん何気なく参加している、身の回りにある宗教的現象を注意深く観察するようにしてください。

<具体的な到達目標>
先に挙げた事例を考察することにより、受講者が「宗教」について理解を深め、自分なりの見方を得ることを目標とします。

<授業計画及び準備学習>
第1回  宗教と規定−聖と俗−                 
準備学習:授業に対するリアクションペーパーを作成し、次週に提出。
第2回  祭り       
準備学習:授業に対するリアクションペーパーを作成し、次週に提出。
第3回  通過儀礼            
準備学習:授業に対するリアクションペーパーを作成し、次週に提出。
第4回  信仰治療
準備学習:授業に対するリアクションペーパーを作成し、次週に提出。
第5回  修行
準備学習:授業に対するリアクションペーパーを作成し、次週に提出。
第6回  タブー
準備学習:授業に対するリアクションペーパーを作成し、次週に提出。
第7回  戒律と道徳
準備学習:授業に対するリアクションペーパーを作成し、次週に提出。
第8回  信仰と宗教的世界観
準備学習:授業に対するリアクションペーパーを作成し、次週に提出。
第9回  宗教集団
準備学習:授業に対するリアクションペーパーを作成し、次週に提出。
第10回 社会と宗教との関連
準備学習:授業に対するリアクションペーパーを作成し、次週に提出。
第11回 現代日本社会の宗教
準備学習:授業に対するリアクションペーパーを作成し、次週に提出。
第12回 生から死への移行
準備学習:授業に対するリアクションペーパーを作成し、次週に提出。
第13回 祖先崇拝
準備学習:授業に対するリアクションペーパーを作成し、次週に提出。
第14回 授業内容の振り返り
準備学習:授業に対するリアクションペーパーを作成し、所定の期日までに提出。

<成績評価方法>
学期末試験80%、リアクションペーパー(毎回提出)20パーセントで評価します。

<教科書>
教科書は使用せず、適宜プリントを配布します。

<参考書>
参考書は授業中に随時紹介します。
基本文献としては以下の著作を挙げておきます。
阿部美哉 『比較宗教学』 放送大学教育振興会
井上順孝・月本昭男・星野英紀編 『宗教学を学ぶ』 有斐閣
柳川啓一 『宗教学とは何か』 法蔵館 
脇本平也 『宗教学入門』 講談社(講談社学術文庫)

<オフィスアワー>
木曜日3・4限、授業の前後(教室)

<学生へのメッセージ>
学習する環境を考慮して対象学科・学年内でも受講する人数を制限する場合があります。


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