2016年度工学院大学 第1部電気システム工学科
○卒業論文(PBL)(Undergraduate Thesis Research)[S104]
8単位 森下 明平 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- 問題設定能力と問題解決能力を養い、卒業論文で自らが獲得した知見を他人に理解させる文章の書き方およびプレゼンテーション能力を身に着ける。
- <受講にあたっての前提条件>
- 研究室に配属されていること。
- <具体的な到達目標>
- ・研究室の研究テーマから課題を見つけることができる。
・課題の解決方法を立案できる。 ・解決方法の妥当性を検証できる。 ・学術論文が書けるようになる。 ・自分の得た知識を他人に理解してもらえるように発表できる。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1週〜第4週位まで
ゼミや文献調査から研究室の研究テーマを理解する。
第5週〜第8週位まで 研究室の研究テーマから課題を見つけ、ゼミでの議論や担当教員の意見を参考に自分の研究テーマと目標を設定する。
第9週〜第16週位まで 目標を達成するための研究計画を立案し、ゼミや文献調査から得た知識を活用し、研究計画に沿って課題の解決方法を見出すとともに解決策の妥当性を検証していく。
第17週〜第28週位まで 解決策を検証する過程で発生する新たな問題に対して解決方法見出すとともに必要に応じて研究計画を修正する。また、ゼミや担当教員への報告をとおして研究過程で発生する諸問題について研究室内で議論するとともに研究経過について発表する。
第29週〜第36週位まで 設定した課題がどこまで解決できるのか見通しを立て、ゼミでの議論や担当教員の意見を参考に卒業論文の骨子を立案するとともに必要なら研究計画を見直し最終目標を設定する。この段階で新たな問題が発生した場合は遅滞なく担当教員に報告し、意見を求めること。
第37週〜第44週位まで 最終目標が達成できるよう解決策を検証していくとともに、研究をとおして自分の得た知見を論文にまとめる。また、研究の内容とその成果を卒論発表会で発表する。この段階でも新たに問題が発生した場合には遅滞なく担当教員に報告し、意見を求めること。
- <成績評価方法>
- 自己の研究テーマへの取り組み方、提出された卒業論文およびその要旨、2月頃に開催される卒論発表会での発表を総合的に判断して評価する。
- <教科書>
- 指定教科書なし。
- <参考書>
- 指定参考書なし。
- <オフィスアワー>
- 担当教員が設定する。
- <学生へのメッセージ>
- 進学,就職にかかわらず、問題設定能力と問題解決能力は社会のあらゆる場で要求されます。また、客観的表現力、論理的文章力は自分の考えを他人に伝える武器になります。卒業論文に積極的に取り組み、自分の能力を開花させてください。
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