2016年度工学院大学 第1部電気システム工学科
キャリア教育II(Career Education II)[3P12]
2単位 鈴木 美伸 非常勤講師
- <授業のねらい>
- 経済社会環境が大きく変化し、個人のライフスタイルが多様化・多価値化した現代においては、キャリアの選択肢は増えたものの、逆に複雑・混沌としてきている。本講義では、工学系学生に向けて、社会学・経営学・心理学等の多面的側面から個人のキャリア開発に必要な知識・スキルを知ると同時に、主体的で自立したキャリア開発のための意思決定力を身に付ける。
- <受講にあたっての前提条件>
- 「キャリア教育1」の履修が望ましいが、必須ではない。授業はコミュニケーションのトレーニングを兼ねた質疑応答で進めるので、積極的な参加言動を求める。私語・居眠りは退室を命じる。実験等での大幅な遅刻は欠席と扱う。
- <具体的な到達目標>
- 大学生として以下ののキャリア(アカデミックスキル)を身につける
1.他者と建設的な意見交換・協力ができる(グループワーク) 2.情報を多角的に検討することができる(ロジカルシンキング) 3.相手の立場やシチュエーションにあった情報発信ができる(プレゼンテーション) 4.将来のキャリア(進学・就職)に向けての意志決定ができる
- <授業計画及び準備学習>
- 1.導入ガイダンス
2.キャリアの定義と社会環境変化 3.産学連携とキャリア開発の歴史 〜研究者のキャリアとキャリア開発理論〜 4.グループ・ディスカッション演習−1(創意工夫のスキル) 5.自己分析と自己理解(アセスメント・ツール実施) 6.キャリアのためのロジカル・シンキング 7.就社・就職・就場 8.グループ・ディスカッション演習−2(意思決定のスキル) 9.就職・キャリアに関する法律(ブラック企業とブラック学生) 10.キャンパス・ライフを通じたキャリア形成〜課外活動から学ぶもの〜 11.研究・技術職の仕事とマーケティングセンス 12.制御工学とキャリア開発(モデリング学習) 13.社会人インタビュー 〜企業が求める人材とは〜 14.総括ディスカッション 〜キャリア・プランを考える〜 *各講義について、事前に配付資料を熟読し、授業後はレジメに基づいたアカデミックスキルについて復習・実践する。
- <成績評価方法>
- 出席日数・受講態度、各授業における小レポート(リアクション・ペーパー)、期末におけるレポートを35:45:20の比重で配点し、総合評点が60点以上を合格とする。但し、欠席が3回以上の場合は履修放棄とみなし成績評価は行わない。(無断欠席・遅刻厳禁)
- <教科書>
- 指定教科書なし。毎回の講義においてレジメを配付する。
- <参考書>
- 指定参考書なし。但、授業にて適宜紹介する。
- <オフィスアワー>
- 授業時間内に対応する。
- <学生へのメッセージ>
- 授業では積極的な参加態度を重視します。私語・居眠りには退出を命じます。
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