2016年度工学院大学 第1部電気システム工学科

電気システム実験III(Experiments in Electrical Engineering III)[3H08]

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2単位
森下 明平 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
高木  亮 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
小出 俊弘 非常勤講師  
根岸 正文 非常勤講師  
向井 正和 准教授  
黄 慶九 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
椋田  實 非常勤講師  
岸 眞人 非常勤講師  
竹本 正勝 非常勤講師  [ 教員業績  JP  EN ]
東  雄二 非常勤講師  
最終更新日 : 2016/10/27

<授業のねらい>
(強電)電気機器、電気応用に関連する機器、装置、システムの運用、操作方法を修得し、その原理、構造、特性などの理解を深めるとともに技術報告書の書き方を習得する。
(弱電)電子回路、マイコンなどを主にした実験を行う。電気回路、電子回路などで学習した内容を実験によってなお一層理解を深めるとともに技術報告書の書き方を習得する。

<受講にあたっての前提条件>
・電気機器基礎,電気機器を習得していること
・回路理論I,IIを習得していること
・電磁気学I,IIを習得していること
・電子回路Iを習得していること

<具体的な到達目標>
・技術報告書が書けるようになる。
・電気機器の特性計算ができるようになる。
・電子機器の特性計算ができるようになる。
・安全意識を持つようになる。

<授業計画及び準備学習>
第1週:実験ガイダンス
受講にあたっての注意事項の説明,安全教育,レポートの書き方の説明,成績評価方法の説明,2年次終了時点での専門科目全般に関する理解度テストを実施する。

(強電)第2週〜第7週 or 第9週〜第14週
1.直流電動機
2.単相PWMインバータ
3.三相同期電動機
4.三相誘導電動機
5.ビルエネルギー管理システム
6.強電実験テーマ終了の次週:強電実験の振り返り(これまでに提出したレポートの課題,考察の復習)

(弱電)第8週〜第14週 or 第2週〜第8週
1.小信号トランジスタ増幅器
2.電子回路(OPアンプ)シミュレータ
3.CR発振器
4.振幅変調・復調
5.パルス回路
6.マイコンI
7.弱電実験テーマ終了の次週:弱電実験の振り返り(これまで提出したレポートの課題,考察の復習)

なお、実験は班分し、上記実験テーマ(強電1〜5,弱電1〜6)をローテーションで行っていく。期はじめにガイダンスがあるので、掲示に注意すること。ガイダンスの際に基礎知識の確認試験を実施する。

<成績評価方法>
・各実験項目ごとに次の実験日までにレポートを提出し、受理されたレポートの内容で採点される。
・提出されたレポートの内容が不十分な場合は受理されず再提出となる。再提出の提出期限は次回の実験日。
・再提出は受理されるまで繰り返されるので、内容が十分なレポートを書くように心がけること。
・各レポートは100点満点ですべてのレポートの合計を平均して評価する。一通でも未提出,未完成のレポートがある場合は不合格となる。

<教科書>
「電気システム実験III,IV 強電実験指導書」 平成28年 工学院大学電気システム工学科
「電気システム実験III,IV 弱電実験指導書」 平成28年 工学院大学電気システム工学科

<参考書>
必要な場合は実験中に指定する。

<オフィスアワー>
水曜日 9:10〜17:20 (強電実験室講師室 A-B253)

<学生へのメッセージ>
本実験は実験技術を身に付けるための小人数の共同作業である。自発的、積極的に自分の責任を果たし、協調性を養って欲しい。レポートに関しては、実験内容をよく理解し、検討課題などは参考書および文献を調査して、自分なりの表現に直して提出すること。

<備 考>
第1週に行われる実験ガイダンスを必ず受講すること。


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