2016年度工学院大学 第1部電気システム工学科
○電気システム実験IV(Experiments in Electrical Engineering IV)[3B09]
2単位 前田 幹夫 教授 [ 教員業績 JP EN ] 野呂 康宏 教授 竹本 正勝 非常勤講師 [ 教員業績 JP EN ] 市川 紀充 准教授 [ 教員業績 JP EN ] 椋田 實 非常勤講師 芹澤 照生 講師 [ 教員業績 JP EN ] 根岸 正文 非常勤講師 渡辺 克忠 非常勤講師 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- (強電) 電気機器,電気応用に関連する機器,装置,システムの運転,操作方法を修得し,その原理,構造,特性などの理解を深める。
(弱電) 電子回路, 計測, 制御に関連する機器, 装置, 計測器の操作方法を修得し,その原理,構造,特性などの理解を深める。
- <受講にあたっての前提条件>
- 「電気機器基礎」「電気機器」「電子回路」を理解できていること。
- <具体的な到達目標>
- これまで講義で学んできた専門知識を、実験により深く理解できることを目標とする。また、チームワークで進める勉強のなかで協調性や責任感を身に着けることができるようになる。
- <授業計画及び準備学習>
- <準備学習>(強電)は電気機器,電気応用に関連する教科書を読んでおくことと実験指導書の予習が大切である。また(弱電)は電子回路や物性論等の教科書の学習と実験指導書の予習を必ずすること。以下に示す12項目全てを毎週1項目ずつ履修し、レポートを提出する。目標に達していないレポートは再提出とする。7週目と14週目に学習内容の振り返りを行う。
<授業計画> (強電) 1. 三相コンバータ 2. 三相同期発電機 3. ドライブシステム 4. 保護継電器システム 5. 高電圧実験 6. 電力系統シミュレーション
(弱電) 1. 周波数変調・復調 2. A/D・D/A変換を使用した光通信 3. マイクロコンピュータ2(ステッピングモータ) 4. 電気モータの位置決め制御 5. カウンタ回路 6. 直流定電圧電源の設計と製作
- <成績評価方法>
- 実験中の態度およびレポート内容にて強電、弱電それぞれ100点満点で評価する.強電と弱電の点数の平均値が60点以上を合格とする.すべての実験項目に参加し、レポートを提出・受理されることも条件とする.
- <教科書>
- 「電気システム実験III・IV 強電実験指導書」工学院大学電気システム工学科編
「電気システム実験III・IV 弱電実験指導書」工学院大学電気システム工学科編
- <参考書>
- 指定参考書はない。必要となった場合には実験中に指示する。
- <オフィスアワー>
- 木曜日15時―17時。電子回路・光応用研究室(2212号室)。質問は常時メール(maeda@cc.kogakuin.ac.jp)で受け付けています
- <学生へのメッセージ>
- 本実験は実験技術を身につけるための少人数の共同作業である。自発的に積極的に自分の責任を果たし協調性も養って欲しい。レポートに関しては,実験内容をよく理解し,検討課題などは書物および文献を調査して自分なりの表現に直して提出すること。
- <備 考>
- 受講日とレポート提出日には実験指導書を必ず持参すること。レポートの提出の度に、担当教員より実験指導書に受理/再提出の検印を受けること。
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