2016年度工学院大学 第1部電気システム工学科

電力用デバイス(Electrical Power Devices)[5G08]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
大竹  充 助教  
最終更新日 : 2016/10/27

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
エレクトロニクス分野で用いられるデバイスでは、物質中の電子の挙動がその特性に大きな影響を及ぼす。本講義では、物質の構造、物質中の電子の挙動、および、電力関連を中心とする代表的な電子デバイスの構造と基本動作原理を解説する。

<受講にあたっての前提条件>
本科目を履修するにあたり予め受講が必要な科目はない。物理および化学の初歩的な知識があることが望ましい。

<具体的な到達目標>
物質の構造、物質中の電子の挙動を理解し、代表的な電子デバイスの動作原理を説明できるようになる。

<授業計画及び準備学習>
第1回 固体の構造
第2回 固体の電気伝導
第3回 半導体の基本特性
第4回 pn接合,半導体と金属の接触
第5回 トランジスタ
第6回 プロセス技術
第7回 固体の構造,電気伝導,半導体の基本特性,pn接合,半導体と金属の接触,トランジスタ,プロセス技術のまとめ
第8回 集積回路
第9回 パワーデバイス
第10回 光デバイス
第11回 発電デバイス
第12回 蓄電デバイス
第13回 学習成果の確認
第14回 学習内容の振り返り

<成績評価方法>
原則として、中間試験(30%)、期末試験(70%)の結果に基づいて、A+〜Fの6段階で評価する。D以上を合格とする。ただし、3回以上欠席した場合は、履修放棄とみなし、単位認定を行わない。出席確認にはカードリーダーのデータを活用するので忘れずに必ずタッチすること。

<教科書>
電子教材を配布するので、第2回目以降の講義については、事前にkuportもしくは第1回目講義で指定するURLから各自ダウンロードし、印刷した上で受講すること。

<参考書>
指定参考書なし

<オフィスアワー>
日時:金曜日12:30〜13:30
場所:八王子キャンパス5号館702号室
E-mail:mitsurucc.kogakuin.ac.jp(を@に変えてください)

<学生へのメッセージ>
本科目では、「電気電子材料」、「電子回路I、II」、「パワーエレクトロニクス」、「IC応用回路」、「電気化学・燃料電池」に関連する内容を扱う。


このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2016 Kogakuin University. All Rights Reserved.