2016年度工学院大学 第1部電気システム工学科
CADII[1A10]
2単位 中本 繁実 非常勤講師
- <学位授与の方針>
| 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 電気技術者が,電気関係の器具,機械を製作したり,電気施設,設備の建設,保守,管理にたずさわる場合,一般機械・器具と同じように機械製図で描かれた図面や電気製図記号を用いた電気の接続図,配線図,系統図などが各分野で用いられています。
そのため,電気関係の業務にたずさわる電気技術者は,図面が理解できなければ,正しい取り扱いや運用はできないことにななります。 また,電気技術者は,製品や設備の内容を知り必要事項を読み取ることが必要になります。 そこで,日本工業規格(JIS)にもとずき,製図全般の一般的な基礎事項,製図の表現方法や,記号などが理解できます。 設計製図は,できるだけ短時間に,手順よく,能率的に行う必要があります。 そのため,作図の手順や方法を標準化し,ムダのないようにします。資料を整理します。既に作図した図面を有効に活用します。既に作図した図面を変更した場合は,できるだけ,新規に描かないようにすることなどです。 そこで,CAD(Computer Aided Design)の機能を有効に利用し,製図の応用演習を行い,CADの各種機能,操作性を習得することができます。
- <受講にあたっての前提条件>
- 図面を描く人も、これを利用する人も、製図の表現方法や、決まり、記号などについて十分な知識をもっていること。「特になし」
- <具体的な到達目標>
- 電気の技術や業務に携わる人が必要とする製図の基礎事項を身につけることができます。
- <授業計画及び準備学習>
- CAD製図の方法 … 電気電子機能の部品図,組立図のCAD製図
CADによる電気製図 … 作図演習,検図,修正,出図,講評,提出 屋内配線設計製図(2) 電気機械設計(2) シーケンス設計製図(2) 受変電設備設計製図(2) 理解度確認試験(小テスト)2回実施します。
- <成績評価方法>
- 授業参加態度(9割以上の出席が前提となる) 評価 10%
課題 100%提出 評価 45% (注.実技科目なので,未提出のもがあれば不合格です) 理解度確認試験(小テスト)2回実施します。 評価 45%
- <教科書>
- 教科書:(1)「電気・電子製図」改訂版 狩集住義他編 (実教出版)
(2)「これでわかる立体図のの描き方)」中本繁実編 (パワー社) 汎用CADソフト(AutoCAD)を使用します。 35度16分楕円定規、メモリー(講義中に指定します)
- <参考書>
- 教科書の他に必要な参考書は,講義中に指定します。
- <オフィスアワー>
- 授業当日(月曜日)の講義時間前後15分にお願いいたします。
要点を整理して,文書でまとめてきてください。
- <学生へのメッセージ>
- 実技科目なので,課題の提出日を厳守することがポイントになります。
- <備 考>
- CAD製図は,最後にまとめて,メモリーで提出してもらいます(講義の中で指示します)
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