2016年度工学院大学 第1部電気システム工学科

電気磁気学演習I(Exercises in Electromagnetism I)[5413]

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1単位
山崎 貞郎 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/10/27

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
電気磁気学演習Iは,電気磁気学Iにおいて学ぶ諸現象について,演習を通して確実に習得することを目標とする.加えて,各専門科目をスムーズに修得するための基礎力を身に付けることを本授業の達成目標とする.

<受講にあたっての前提条件>
「電気磁気学I」を履修中,もしくは,履修したことがあること.

<具体的な到達目標>
「電気磁気学I」で理解した静電界について,具体的な諸量の計算ができるようになる.

<授業計画及び準備学習>
1.静電気力に関するクーロンの法則,電気力線,電界の強さ
2.ガウスの法則とその応用I
3.クーロンの法則と重ね合わせの理による電界計算,ガウスの法則とその応用II
4.電位,電位差の計算
5.電位からの電界計算,等電位面と電気力線
6.電気影像法
7.導体表面付近の電界,
8.導体表面に働く力,静電遮蔽
9.各種形状コンデンサを題材にした電界・電位・静電容量の計算
10.静電容量の合成,静電エネルギー,仮想変位法
11.電束密度,電束,各種誘電体層を挿入したコンデンサの電界・電位・静電容量の計算
12.電流,オームの法則,ジュールの法則
13.電流の作る磁界,電流間に働く力,アンペールの周回積分の法則
14. 学習内容の振り返り(期末試験で解けなかった問題や出題されなかった演習問題について,充分に理解を深める)

◆準備学習: 事前に配布するプリントの関連箇所について予習をおこなう.
      板書の内容は総てノートに取り,ノートの内容に基づき充分な復習をおこなう.

<成績評価方法>
授業に出席し,出題される演習問題を解き提出することが成績評価の前提.試験期間内に授業内容すべてを範囲とする学期末試験を実施,授業中の提出課題と併せて評価する.評価のウエイトは,期末試験を80%,演習内容を20%とする.ただし,演習を頻繁に欠席するような者については履修放棄とみなし,期末試験の評価はおこなわない.A+〜Fの6段階評価でD以上の者を合格とする.

<教科書>
演習問題のプリントを配布する

<参考書>
「基礎電磁気学」山口昌一郎(電気学会)

<オフィスアワー>
後期: 金曜日 12:50〜13:25 八王子校舎5号館5-606室(環境情報計測研究室1)
   その他,短時間であれば授業終了後の教室においても質問を受け付ける.


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