2016年度工学院大学 第1部電気システム工学科

健康と身体(K)[1302]

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1単位
武田 典子 准教授  
最終更新日 : 2016/10/27

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
大学一年生にとって、新学期は新しい友人との出会いや高校とは異なる学習環境の変化など希望と不安、あるいは楽しさとストレスを共に感じる大切な時期である。本講義では、初年次教育として学生生活を支える心身の健康管理に必要な基礎知識について学習する(運動、食事、睡眠、ストレス等)。これらの授業で習得した内容を学生生活さらには生涯にわたる健康で豊かな生き方を考えるために活用していただきたい。

<受講にあたっての前提条件>
特になし。工学部1年生全員が受講します。

<具体的な到達目標>
大学初年次にあたり、これから心身ともに健康で豊かな学生生活を送るための基礎知識と実践能力を習得する。
・健康的な食習慣について理解する。
・各自に適した安全で効果的な運動の実践方法を習得する。
・メンタルヘルスについて理解し、各自に適したストレスとの付き合い方について知識を深める。
・人体の構造と機能について知識を深める。
・心肺蘇生法を正しく理解し実践できるようになる。

<授業計画及び準備学習>
【授業計画】
1.ガイダンス、「健康とは」、栄養・健康的な食習慣
2.運動処方
3.メンタルヘルスと睡眠
4.人体のしくみ(心肺機能、血液循環、喫煙の影響)
5.救急法・安全教育
6.スポーツと社会(オリンピック、パラリンピック、Sports for All)
7.学習内容の振り返り

【準備学習】
シラバスを基に授業の配布資料や参考書等を用いて内容を理解するように心がけてください。
また、本講義内容(運動、食事、睡眠等)は大学生の日常生活と深く関連していますので、授業で習得した知識を実生活の中で活用してください。そして疑問や興味を感じた場合には、文献調査を行ったり友達と話し合うなどして積極的に学習する姿勢を大切にして下さい。

<成績評価方法>
原則として定期試験(60%)と各授業中のレポート(40%)を合算して総合成績評価に反映させる。A+、A、B、C、D、Fの6段階のGradeで評価し、A+からDの者に単位を認める。

<教科書>
指定教科書なし

<参考書>
大学生の健康スポーツ科学研究会編 「大学生の健康・スポーツ科学」(道和書院)
朝山正己、彼末一之、三木健寿著 「イラスト運動生理学」(東京教学社)

<オフィスアワー>
水曜日 12:50〜13:40 (八王子キャンパス体育館 保健体育科教員室)

<学生へのメッセージ>
健康を多面的・統合的に理解し、心身の健康を整えるスキルを持つことは、大学生活や卒業後の人生を豊かにするために役に立つと思います。自分自身や身近な人の現在と将来について考えながら、健康と身体について学んでいきましょう。

<備 考>
この授業は1年生のための授業です。必ず決められたクラスで受講してください。


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