2016年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科
分離工学及粉粒体工学演習(Exercises on Separation Process and Powder Technology)[2P12]
1単位 並木 則和 教授 [ 教員業績 JP EN ] 中尾 真一 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- 並行して開講される「分離工学」と「粉粒体工学」の講義に歩調を合わせ,講義内容の理解を容易にするため,基礎的な事項についての計算を中心とする演習を行なう。
- <受講にあたっての前提条件>
- 「分離工学」と「粉粒体工学」を同時に履修していること。
- <具体的な到達目標>
- 「分離工学」で必要とされる基礎的な計算演習問題が自力で解けること。
「粉粒体工学」で必要とされる基礎的な計算演習問題が自力で解けること。
- <授業計画及び準備学習>
- 「分離工学」と「粉粒体工学」について,隔週交互に実施する。
以下で,Sは分離工学,Pは粉粒体工学を表す。 1. (P) 粉粒体の統計学 準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと。 2. (S) 物質収支と物質移動の基礎 準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。 3. (P) 単一粒子の重力下での運動−と重力分離装置の原理 準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと。 4. (S) 溶解平衡と二重境膜モデル 準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。 5. (P) 各種集塵装置と性能推定法 準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと。 6. (S) 吸収塔の高さ 準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。 7.中間演習 準備学習:1〜6回目の演習内容を復習しておくこと。 8. (P) 液中微粒子の分離装置(沈降濃縮装置) 準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと。 9. (S) 気液平衡 準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。 10. (P) 液中微粒子の分離装置(ケーク沪過・浮上分離) 準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと。 11. (S) 単蒸留 準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。 12. (P) 粉粒体層の特性(圧縮試験,容器内の粉粒体層の静圧分布) 準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと。 13. (S) 多段連続蒸留 準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。 14.学習内容のふり返り 準備学習:前回までの総復習を行う。
- <成績評価方法>
- 「分離工学」と「粉粒体工学」各6回行なう演習のうち,それぞれ4回以上の出席が修得の必要条件。演習レポート(50%)および定期試験(50%)で評価し,60点以上の者を合格とする。
- <教科書>
- 指定教科書無し。
「分離工学」と「粉粒体工学」の講義資料。
- <参考書>
- 指定参考書無し。
- <オフィスアワー>
- 火曜日 19:30〜20:00 分離工学 新宿校舎 A1973室 maku@cc.kogakuin.ac.jp
粉粒体工学 新宿校舎 A1975室 nnamiki@cc.kogakuin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- 選択科目であるが,講義の「分離工学」と「粉粒体工学」に合格するための必須科目と考えて受講することが望ましい。毎回関数電卓を持参すること。
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