2016年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科

分離工学及粉粒体工学演習(Exercises on Separation Process and Powder Technology)[2P12]

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1単位
並木 則和 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
中尾 真一 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2016/10/27

<授業のねらい>
並行して開講される「分離工学」と「粉粒体工学」の講義に歩調を合わせ,講義内容の理解を容易にするため,基礎的な事項についての計算を中心とする演習を行なう。

<受講にあたっての前提条件>
「分離工学」と「粉粒体工学」を同時に履修していること。

<具体的な到達目標>
「分離工学」で必要とされる基礎的な計算演習問題が自力で解けること。
「粉粒体工学」で必要とされる基礎的な計算演習問題が自力で解けること。

<授業計画及び準備学習>
「分離工学」と「粉粒体工学」について,隔週交互に実施する。
以下で,Sは分離工学,Pは粉粒体工学を表す。
1. (P) 粉粒体の統計学
準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと。
2. (S) 物質収支と物質移動の基礎
準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。
3. (P) 単一粒子の重力下での運動−と重力分離装置の原理
準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと。
4. (S) 溶解平衡と二重境膜モデル
準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。
5. (P) 各種集塵装置と性能推定法
準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと。
6. (S) 吸収塔の高さ
準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。
7.中間演習
準備学習:1〜6回目の演習内容を復習しておくこと。
8. (P) 液中微粒子の分離装置(沈降濃縮装置)
準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと。
9. (S) 気液平衡
準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。
10. (P) 液中微粒子の分離装置(ケーク沪過・浮上分離)
準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと。
11. (S) 単蒸留
準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。
12. (P) 粉粒体層の特性(圧縮試験,容器内の粉粒体層の静圧分布)
準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと。
13. (S) 多段連続蒸留
準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。
14.学習内容のふり返り
準備学習:前回までの総復習を行う。

<成績評価方法>
「分離工学」と「粉粒体工学」各6回行なう演習のうち,それぞれ4回以上の出席が修得の必要条件。演習レポート(50%)および定期試験(50%)で評価し,60点以上の者を合格とする。

<教科書>
指定教科書無し。
「分離工学」と「粉粒体工学」の講義資料。

<参考書>
指定参考書無し。

<オフィスアワー>
火曜日 19:30〜20:00 分離工学  新宿校舎 A1973室 maku@cc.kogakuin.ac.jp
粉粒体工学 新宿校舎 A1975室 nnamiki@cc.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
選択科目であるが,講義の「分離工学」と「粉粒体工学」に合格するための必須科目と考えて受講することが望ましい。毎回関数電卓を持参すること。


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