環境エネルギー化学特別講義（Topics of Environmental and Energy Chemistry）[1L05]

＜授業のねらい＞

これまでに学んできた種々の基礎的な専門知識が，おもに企業の製造・開発部門でどのように展開されているか，毎回分野の異なる第一線の技術者の授業を通して，工業技術の役割を具体的にリ理解する。

＜受講にあたっての前提条件＞

特にありませんが，準備学習を提示された場合には予習をすること。

＜具体的な到達目標＞

大学で学習する内容が，実際に企業活動等で応用する場面でどのように用いられるのかを理解できるようにする。

＜授業計画及び準備学習＞

化学工業プロセス技術や環境保全技術，省エネルギー技術，廃棄物処理技術などの技術とそれらの技術を支える材料の開発についての最近の動向を，卒業生を含む複数の技術者によってトピックス的に計６回の外部招待講師による講義を予定している。
１〜６．外部招待講師による特別講義
準備学習：必要な場合には，その講義の1週間前に19階に掲示するので確認して実行すること。
７．学習内容の振り返り
準備学習：今まで聴講した講演に関する感想や意見等をまとめておくこと。
＜昨年度の講演例＞
・LCAを活用した環境活動
・SFU宇宙実験
・巨大プラントのEPC(設計・調達・建設)
・新光触媒材料チタンアパタイトの誕生秘話と技術
・日本の水資源他
・モノづくりに貢献する建築設備と化学工学の関わり

＜成績評価方法＞

5回以上の講義を聴講することが義務付けられており，出席システムで確認できない場合は，受講放棄とする。聴講した講義で与えられた課題に関するレポートを提出する。講義に出席しないで，作成したレポートは無視されるので注意すること。
　提出されたレポートを各講師が採点し，それらを平均して60点以上の者を合格とする。60-69点：C評価，70-79点：B評価，80-89点，A評価，90-100点：S評価。

＜教科書＞

指定教科書なし

＜参考書＞

指定参考書なし

＜オフィスアワー＞

月曜日　17:30〜18:00　新宿校舎　19階1975室
E-mail:nnamiki@cc.kogakuin.ac.jp

＜学生へのメッセージ＞

3年前期までの講義で学んだ種々の専門知識が産業界の最新の技術とどのように結びつくかのイメージおよび卒業後の技術者としての仕事の概要を知ることができます。また，就職情報を得る機会にもなると思いますので是非受講を薦めます。